第四話 三年たって
すいません。
ほんとにすいません。
テスト、コンクール、テスト、合唱コンクール、開催式の劇、文化祭の順番で立て続けに行事が・・・。
すいません・・・・・・・。
こんにちは。氷古です。
あの卵から生まれて三年たちました。
今はリオと呼ばれております。
え、早い?
その三年の間何があったか知りたいの?
つまんないよ。
だって、まあ、おとーさんとおかーさんとおねーちゃんにあって、食っちゃ寝の生活していただけだよ。
ほんとにただそれだけ。
まあ、人化したり、精霊化したり、狼化したり出来るようになったけどね。
練習してないからいいでしょ。
人化や精霊化をした時には、白銀の髪に瓶覗き色の瞳で、狼の時もそうだった。
どうして、こんなこと出金のかな、て、思ったけど、どうやら僕の親に問題があったらしい。
母親が精霊神、父親が竜神。
僕は二人の力を全て受け継いでいるみたい。
髪の色や目の色でも、それは判断できるんだって。
その証拠かどうか分からないけど、姉は金髪茶眼だった。それでも相当強いらしいが。
まあ、世界最強の神、竜神とそれに次ぐ力を持っている精霊神の娘だもんね。
おっと、そろそろ起きる時間らしい。
それじゃあ、また。
「リオ様。起きてください。今日は他の神様達へのお披露目会ですよ。
早く準備しないと間に合わないですよ」
「ううん、おはよ、あくと。」
僕を起こしたのはアクト。僕の身の回りの世話を焼いてくれる火の精霊の子供だ。
金のメッシュが入っている髪にオレンジ色の眼。
しかもイケメン。
しかもイケメン。
大事なことなので二回言ってみた。
まあ、おふざけはここまでにして、起きますか。
僕は心が広いから、イケメンを目にしたっ「すいません。起こすのが遅くなってしまって。隣のうちに住んでいる、吸血鬼一族のバートリー伯爵の令嬢のエルが昨日泊まっていたので・・・。」
ここで、僕が内心
リア充爆ぜろーーーーーーーーーーーっ
と、叫んでいても、誰も文句は言えないだろ・・・。
不定期なので、次はいつか分かりませんが、待っていてください。
必ず書きます。