第二話 神様とご対面
サブタイトル、いいの思いつかないです。
いやぁ、ね。
まあ、誰だっていつかは死ぬんだし?
僕が交通事故に遭って死んじゃった、ってのは納得できるよ。
実際、僕だってそんな現場に居合わせた時もあるし?
でも、さ。
無いよね。これは。
僕、神様は信じてたのに。
なんで神様に殺されなきゃなんないんですかあああぁぁぁぁっ。
はぁ、はぁ、はぁ。
「あっ、落ち着いた?」
「・・・はい。」
「いやあ、でもそこまで取り乱す必要ないと思うんだよね。」
「誰のせいだと思ってんだぁ?」
「はい、申し訳ございませんでした。」
はあ。
「全く。僕にはまだ、仕事が残っているのに・・・。
大学まだ途中だし。
面白そうな依頼があったから、もう少ししたら帰ろう思ってたのに・・・。
あ~あ、神様のせいで出来なくなっちゃったなぁ。
あ~あ。」
僕がつぶやいていると、
「分かりましたよ。分かりました。」
僕は神様のほうに顔を向ける。
「なにが?」
「そんなにいわなくてもいいじゃないですか。
あなたには慈悲って物がないんですか?
もう、いいです。
ボクが殺しちゃったお詫びに好きな所に異世界転生させてあげよう、思って
たのに。もう適当なとこに飛ばしちゃいます。
ボクは優しいですから、超能力全てあげますけど、ゴブリンとかオーガとか
に生まれ変わっても知らないです。」
「えっ? ちょっと。」
そう言って神様は、僕を持ち上げ、
「おりゃあぁぁ」
と言って、天高く放り投げた。
神様、文才ください。