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1-1「死後を観れる」

1時間クオリティ。反省はしていない。

ここは天国にも地獄にも属さない、死んだ人々が閻魔の裁きを待つ場所。そしてこの部屋は死んだ人が死後観察官の助けを借りて、自らの死後、周りがどうなったかを観る所。


今回も自らの死後を観ようと、裁きを受ける前の人の霊がやって来る。










「……自分の死後を観れるのですか?」


「はい。希望されるのであればこちらへどうぞ。」


私は死んだ。

最期は愛する妻と子供、そしてその孫達に看取られ、幸せな人生の幕引きだった。


しかし、我が家は私が大黒柱。病に倒れてもこうして死ぬまでずっとそうだった。その為、私が居なくなってからの家族が心配だった。

長男家族と同居していたが、普段は仕事で皆居なくなるので、私が居なければ妻は実質1人である。心配しない訳がない。


そんな思いで裁きを受ける列を進むと、「死後観察官の元で自らの死後、周りがどうなったのか知る事が出来ます」の案内。

まさかこんなものが、と思いつつ案内を乞うて、その『死後観察官』の元へ向かう。



「ここか……」


案内のとおりに向かった先は、「死後観察室」と看板が掛けられたとある一室。


他とは雰囲気が違う部屋の前には、約5,6人が椅子に座って待っていた。



そして体感3分に1人ぐらいのペースで入退室を繰り返し、自分の後にも2,3人が並んでゆく。


そして次が私という待ち列になってしばらくして、前の人が出てくる。


「次の方、どうぞ〜」


とまるで病院で診察を受ける時の様に呼び出しが訪れ、私は立ち上がり、その部屋の扉を開けた。

その先には…………



「ようこそ、『死後観察室』へ。僕は、『死後観察官』判月(はんづき) 観次(みるつぐ)といいます。どうぞよろしく。」


と自己紹介をする青年がいた。

次回予告「」

観次「え、そんなことするの!?」

作者「一応自分で確定情報作らないと」

観次「あっそ」

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