草原の果てに

　ある日、少女は旅の途中で広い草原を歩いていた。日が沈み始めた頃、草原の向こうに小さな街が見えた。たどり着いたその街で・・・。
　旅の前の記憶が無い少女、明るい人だけれども時々意味深なことを言う居酒屋のマスター、心が見かけより幼い少年、さまざまな過去を持つ街の人々。

　「君が長い旅をしてまでここに来た理由は？」
　　　　　（「最大の質問」マスターのセリフより）

　謎の多い不思議な街で、少女は何を知るのか。

　作者の初投稿作品。