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ファナティック・フレンド  作者: 七賀ごふん
押し売り

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19/29

#12



童貞ということ、同性愛者ということ。どちらも、涼にとっては軽侮の対象なのかもしれない。そう思うとさすがに黙ってられず、彼と正面から向き合って叱りつけた。

「人を馬鹿にすんのもいい加減にしろ! 大体、お前はすぐそうやって下ネタに走るけど……!」

けど。

……その先の言葉が出てこない。息を飲んだ。

ある事に気が付いて、准は完全に固まってしまった。


「准さん? どうしました?」


動けない自分を、涼が心配そうに見つめてくる。しかしそんな事を気にする余裕は准には無かった。

これは……いや、でも。いやいや、ちょっと待て。

何だ……っ。

戸惑いを隠せない。見てはいけないものを見てしまったような気分に苛まれたが、心を落ち着かせて何とか言葉を発した。


「……とにかく、大人をからかうな。早く服着ろ。そんで寝ろ。いいな?」


涼から目を逸らし、返事も待たずに脱衣所から出た。少し鼓動が速い。

何だよあれ。

リビングに戻ってから深呼吸し、冷静に考える。

彼の前で頭が真っ白になったのは、驚いてしまったからだ。


涼の身体には、痛々しく刻まれた傷がいくつもあった。




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