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心のスイッチ

作者: えりきゃん

あなたたちには通勤、通学時間はありますか?

リモートで0分?電車バスを乗り継いで2時間?

そんな時、あなたはなにを思い、どんな気分でいるだろう。

今を生きるあなたたちと共に考えたい文です。


私の通勤時間は約30分。

過去の通学時間は約1時間。

これを近いと思うか、遠いと思うか。

車やバイクに乗る人は「近い」と感じる人も多いだろう。

いわゆる「距離ガバ」ってやつだ。

だか、徒歩5分の職場、自転車で3分の学校。

たしかに効率的だ。

その点、私の通勤時間は非効率と言えるだろうか。

通勤ラッシュに立ちながら単行本を手にするサラリーマン。

帰宅ラッシュに座って資格の本を見ながら寝ているOL。

ながらスマホをしながら洋楽を聴く学生。

どれも何かを得ようとしているが、家でできなかったのだろうかと考える。

だが、「通学」「通勤」という時間が30分、1時間とあるとするならば、その時間を勉強する時間にあてれば、毎日のように通る時間を勉強する時間に変換することが出来るのではないだろうか。

一方、徒歩5分、自転車3分の時間ではどうだろうか。

生活リズムというものがギリギリになる人もいるだろう。遅刻癖、5分ならセーフ。など思う人もいるだろう。

その反面、帰り時間は圧倒的に早く、自分の時間を有意義に使うことが出来る。

「個人」を大切にする現代には理にかなっているのではないだろうか。

だとすると、前者である私は現代に合わせられていないのか、そう言いたい訳では無い。

私にとっての通勤時間というのは心の切り替え、勉強する時間、好きな動画を見る時間としても充実していて、充分な時間だと思っている。

たしかに効率的な生活も嫌いでは無い。

ただ、人それぞれにスイッチがあるとするならば、そのスイッチを入れるまでの時間や稼働するまでの時間は人それぞれだと思う。

私はそれに30分という時間をかけて仕事にスイッチを入れて、同じ音楽を聴いて、「今から仕事なんだ」というスイッチを入れる。

5分で出来たら、1分でできたら、朝のベーコンエッグを食べたら、テキーラショット1杯飲んだら…

どんな切り替えがあってもいいだろう。

君たちの切り替えはいつだろうか。

どんなスイッチがあるだろう。

そう考えながら電車で同じ音楽を聞いている。

私にはスイッチの他に仮面を持っています。仕事での仮面、家族の前での仮面、友人といるときの仮面。

それぞれ思うスイッチがあるようになにか切り替えるものがあるのではないでしょうか。

見えない自分のなにかを言語化した私の物語でした。

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