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二百七十六話 やらかし新婚編16

嫁たちが色々大活躍している…拭えないヒモ男感。そんな危機感を持っている大公爵(笑)アレクである。



「アーくんは相変わらず捻くれすぎだよ…」


「そんな事言ったって、よくよく考えてみろよ。マリアのコネなかったら高位貴族になんてなってなかったはずだし…」


「まあ、それはそうかもしれないけど…それが無くたって教会からは聖人認定されてるし、色々と功績あるわけだし…」



ミリスベルとの酒盛り(俺はソフトドリンクしか飲ませてくれない)で愚痴をこぼす情けない男です、はい…


まあ、地元じゃ負け知らずな周知と諦めの英雄(byKYNZ(空気読め野猿))だし、ミリスベルの金魚の糞だし、色々あってかだし…



「それに、アーくんみたいな逸材を縛る為に爵位はあるんだから間違いなく侯爵くらいまでは遅かれ早かれお父様は与えてたと思うよ」


「俺、緊縛プレイは苦手なのよね…」


「そういう事じゃないの分かってるよね…」



まあ、大体は……そもそも、俺は一歩間違えば王子暗殺首謀者として処刑されてもおかしくない立場だったわけだし、本来ならそこで退場すべきモブ………と思わせてヤバいキャラだったわけだが(戦犯Hの情報)


それでも、表舞台に出る器ではなかった設定資料にも載ってない裏設定だけの存在なのよとか愚痴ったらミリスベルから痛くないグーパンチを頬にもらった(ぐりぐり付き)



「アーくんはもっと現実を見るべきだよ。中身は別物なんでしょ…外見だけで好きになったわけじゃないって分かってないと本当に愛想尽かされるよ?」


「むしろ、愛想持たれてるのが未だに信じられない時あるんだよなぁ…最低の振る舞いばかりしてるわけだし」


「わざとらしすぎるからだよ、きっと…そもそも、最低の振る舞いって言ってるけど殴るとかじゃないし、ダメ夫を演じようとしてる癖にベッドではとことん優しいし…」



獣のように乱されて優しいとはこれいかに……まあ、緊縛プレイはしてないからか(違う)


ただただ欲望の権化、ケダモノだもの…まあ、貴族の一部には嫁を嫁と思わないようなプレイする輩も居るらしいから仕方ないとは思う。女王様プレイとか…(そうじゃない)


愛はなるべく平等に注ぎたい博愛主義のアレクだし、嫁が求めてくれるなら何処までも限りなくである……でも、俺はともかく嫁たちが心配なわけよ。まだ学生なのも、これから学生なのも大勢居るわけだし…



「そこは大丈夫だよ…きちんと対策はしてるみたいだし」


「対策ねぇ……え?」


「暫くはアーくんに愛されたいって事だよ。そりゃあ、新婚なんだから当然だよ」



その割にはもう浮気をしてもいいと言われているのですが……まあ、対策していると言われてしまえば残念に思うが変な薬飲んでいるとかじゃないだろうから体の負担とかは大丈夫と思う…事にしておこう。(なお、後で聞いたら神頼みが半数だった)


後、ミリスベルはまだまだ妊娠するつもり皆無なのは酒飲んでるから分かれ。むしろ、一番後継ぎ望まれている立場という自覚無し…さすが酒飲み王女と呼ばれた事がある(呼んでたのはほぼ俺だけ)


どちらにしても、満室の我が家では子育てに不向きだから仕方ない事かもしれない……何を口実に王城へ居住移させようと企む国王がいるからなぁ。



「アーくんさえ望めば王太子になれるよ。一応薄くても王族の血が流れてるんだし…」


「そんなコニーしか知らない設定真に受けるな…俺は信じないからな。後、俺は薄くない」


「誰も髪の話してないよ…」



髪じゃないねん、他の話や。後、王太子になんて絶対ならない。なったら他国のロリ姫とか嫁にと増やそうとするんだ……5人懐柔されたら増える仕組み撤廃させる前に無限に増やすんだ(そんな事になったらマジで髪減るわ)


早く商会員になって棚卸しとかしたいなぁ……いっそ商会作ろうかしら?(どうせ嫁に取り上げられる)

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