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百六十九話 やらかし結婚編104

嫌がる猫を吸う…そんな気分でアンにチュッチュッしてるうちに寝てしまった。それはいいのよ……なお、口にはまだしてない。ヘタレてるアレクである…


起きたら、アンは熟睡してるのは良いのだが、ティアが椅子に座ってジーッと見てた。うん、気付かない程疲れてるのね…まだ寝なきゃ。



「えーっと……ティアも一緒に寝る?」


「……そうさせてもらいます」


「お、おぅ…」



断られるかと思ったが、素直にベッドへ入ってくるティア…ただ、俺の横ではなくアンを挟む形。漂う親子感……いや、そんなに歳離れてないけど。



「旦那様……昨日はすみませんでした」


「謝る事なんて何もしてないだろ。俺が張り切り続けた所為だ……ティアが怖かったみたいに、俺だって怖かったんだよ。皆を俺のものにしたかった……それだけだ」


「…旦那様。本当にそれだけですか…何か隠されている事があるんじゃないですか?」


「……あるよ、ある……けど、今は言えない。俺は卑怯者だからな。でも、他所に女居るわけじゃない」



居ても囲えば良いというティア…どうせ俺は男友達居ないから変なプレイは出来ませんですとも。したくもないけど…


前世の事…もう言っても良いと思う。だって、ミリスベルとリテラが俺から離れるとは思ってない。醜聞があり過ぎて俺から離れると完全に……


あかん、まだ寝不足でロクな事考えてない。でも、「へーほーふーん」で終わらせそうなんだよなと(今更)


前世以外での隠し事……金とか。今こそ後継者とかの話もか…



「とりあえず…三連複とかの払い戻し金は税金差っ引いた分でほぼ消えたけど、多少は師匠の小屋の右端の寝床の下に宝箱(特大ミミックサイズ)埋めてるから、何かあったら使ってくれ。特に俺の葬儀とか…直葬直火焼きで十分だけど」


「そういう隠し事は今際の際まで隠してください……そういう話ではなく、その、変な嗜好といいますか、趣味といいますか…」


「カノーラ埋蔵金とかって後世で発見されても嫌やん。嗜好や趣味ねぇ…煙草とか嫌いだし、競馬も師匠と駆けたあの一度だけだし。もしかして、王子みたいに変な性癖あるかとか不安がってる?」



ティアは頷く……しかも力強く何度も。首痛くない?


性癖……ロリコン。いやいやいや…それはあくまでも対象が幼かっただけで、ロリなら誰でもってわけじゃない。おそらく…


昨日壊れた蛇口だったからか…俺、そういう事には臨機応変。嫁に合わせて過激になるよ。むしろ、俺よりティアの方が心配…興味だけでどれだけ出すか耐久した性癖の歪みが怖い。


期待する嫁とのプレイ……コスチュームとかシチュエーションとか、その辺りくらいやろか。嫁に綺麗な服着せたいという純粋な気持ちもあるけれど……俺変態だわ、やっぱり(制服着て欲しい)



「互いに嫌な事はしない…何なら、初夜さえ済めばしなくたっていい。子どもだって嫌なら望まない…だから捨てないでください」


「そ、そんな事は誰も言ってません…初夜するのは子どもを望んでいるからです。ましてや、捨てるなんてしません」


「そうか…でも、どうして急にそんな事を?」



ティア曰く…このままでは逆の立場、つまりバカ王子みたいな行動を嫁たちが起こしかねないのではないかという危惧。つまり複数プレイという男にとって夢のシチュエーション…但し相手は嫁に限る。


俺として…というか、男冥利に尽きるが、逆の立場なら嫌か。そういう意味では逆ハーレムって凄いなぁ…(歪んだ嗜好)


とりあえず、マリア、シルディ、アンの手を出せない三人との安眠保証とかは考えてくれるとか……一番安眠出来ない。ロリコン性癖爆発するわ。


とりあえず、クリスの実家に抱き枕を頼もう。いや、普通の抱き枕であって変な意味ではない……程よい保温機能あればナオヨシ(無理言うな)

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