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第六章 "交差する想い"[真田視点]

どもども


久遠です


ぐへへへ




今回は真田視点です

9割が神田の回想シーンですがw



時間が無く

かなりのやっつけ仕事で読み辛いと思いますが


我慢しやがれ雑魚共

このベジータ王が…(ry


我慢して貰えると有り難いです。

僕達は 西にある建物へと向かった。


僕達第三部隊の任務は 西棟の制圧


神田さんの第一部隊は炭鉱内へ


紫苑の第二部隊は地下施設の制圧だ



本来は神田さんの第一部隊がここの制圧をするはずだったんだけど


僕がとうしてもと言うことで

代わって貰った


なぜなら・・・


ここには正体不明の男


やつがいる可能性が高いからだ


僕は社長から任務の内容を聞いた時にある言葉が引っかかった。


"抹殺"

社長が言ったあの言葉…

依頼された任務内容にない社長個人からの特別な任務



僕はその事が気になり、ヘリの中で神田さんに聞いてみた


真田「神田さん・・・僕、気になってた事があるんですが」


機体内の右側最後部に座っていた神田さんのもとへと行き、話しかけた。

神田「どうしたんだ?まさか怖いなんて言うんじゃないだろうな?それとも、緊張してるのか?」

神田さんは僕を見上げ、少し笑いながらそう言った。


真田「い、いえ、怖くわないですよ。まぁ緊張はしてますけど」


僕がそう言うと神田さん笑いながら


神田「そうか、そうか。緊張するのは良いことだ。で?」


神田さんは真剣な顔になり、僕に本題を話すように促した。


真田「あ、はい。えーと・・・社長の言った"抹殺"という言葉が気になって…社長は依頼よりも、謎の男にこだわっているように思えて」



神田さんはそれを聞くと黙ってうなずいた。

そして、少し微笑みながらこう言った。



神田「やっぱり気になるか?」


そう聞かれ僕は神田さんを見つめたままうなずいた。


神田「そうか…まぁ座れ。少し長くなるぞ」


神田さんは僕に隣へ座るように薦めた。

僕は返事をして神田さんの隣へと座った、その時、向かいに座っている紫苑と目が合った。

紫苑はこちらをずっと見ていた。

どうやら紫苑も同じ事が気になっていたらしい



それに気づいた神田さんは少し笑い、一度溜め息をつくと話し始めた。



神田「これはちょっとした昔話だ…俺が八咫烏を・・・」


―10年前―


俺は内勤で前社長の護衛をやっていた。


その当時エリアルカンパニーはまだ出来て間もない会社だった。


前社長の経営力は素晴らしく、会社は急成長を遂げた、しかし、そんな会社が名を上げれば他の会社は良い気分じゃない。

そのため、社長は絶えず命を狙われていた。


他社の刺客から身を護る為に、社内全部署からトップクラスの者が選出され、護衛部隊が創られた。


護衛部隊は俺を含め9人で編成されていた。


3人づつ3つのグループに分かれ、前社長の身辺警護をしていた。


各グループにリーダーがいて、俺はチームγのリーダーだった。

そして、チームαのリーダーが(ワン) 白龍(パイロン)

チームβのリーダーを(ワン) 紅龍(コウロン)

の双子が勤めていた。



そして、護衛部隊結成から半年後

その事件は起きた。



エリアルカンパニー社長室襲撃事件



その日、俺達は社長室に呼ばれ護衛部隊全員が社長室にいた。



そして、社長が話し始めたその時だった


直通エレベーターへと続く扉の反対側、社員用エレベーターホールの方からガラスの割れる音が聞こえた


俺と王兄弟が社長を囲み、残りの隊員達が確認の為、エレベーターホールへと続く扉へと集まった。

全員ホルスターからハンドガンを抜き、いつでも発砲できるようにする。


女性隊員がドアノブに手をかけて扉を少し開き外を確認する。


その瞬間、ドォンと言う発砲音と同時にバシャッと音を立て、女性隊員の頭部が砕け散った。



頭部の無い体はゆっくりと倒れ、扉を押し開いた。


扉付近に居た隊員達の体は敵の眼前へと晒された。


撃て!

と叫ぶ白龍


5人の隊員達は一斉に発砲を開始する、しかし、男は床を一蹴し飛び上がる。

瞬く間に5人の中心へと降り立った、一瞬の出来事…5人全員の体から頭部が消えた。


男の周りには頭部の無い6つの死体と真紅に染まった絨毯、辺りには肉片と骨片が飛び散り、まるで地獄だった。



俺と王兄弟はあらゆる感情が吹き出し、一心不乱に銃を発砲した。


男の体には、何十発もの銃弾が確かに当たっていた。



男は銃をしまうと、俺達を見てこう言った。


-良い目をしているな…殺すには惜しい…-


そう言うと男は拳を握り、俺達にかかって来いと言った。


王兄弟は銃を捨て、男へと殴りかかった。

しかし、王兄弟の攻撃は男に届く事無く、一瞬の内に王兄弟は壁に叩きつけられた。



残るは俺1人、怖かった…怖くて仕方がなかった。



だが、俺には社長を護ると言う役目があった…意を決して、俺は男へと殴りかかった、数度拳を交えて俺は確信した。


俺は、この男に勝てない…と


その隙を見逃すはずもなく、男の放った蹴りが左腕にヒットする。


もの凄い衝撃


俺はそのまま吹き飛ばされ、書斎へと続く扉をぶち破った。


書斎の中には恐怖で動けなくなった、当時15歳のアリサお嬢様が居た。


社長の方を見ると、社長は座ったままただ黙って男を見据えて居た。


男は懐からレリーフの入った銃を取り出した


薄れ行く意識の中、最後に聞いたのは、


銃声とお嬢様の叫び声だった



その後、俺は自分の弱さを知り


修行の為会社を辞めた。

そして5年前、俺はエリアルカンパニーへ戻り、この八咫烏を結成した。







神田「と、まぁこんな感じだな。あの後、会社に戻った俺をアリサお嬢様は快く迎え入れてくれた。」


神田さんは話し終えると、悲しげに笑った。


真田「そんな事があったんですか…」


神田「まぁ…その事があってからアリサ社長はあの男の事を追っていたんだよ。俺の意識が無くなった後、アリサ社長は男にこう言われたらしい、「待っているぞ」と。きっと、依頼主の言っていた正体不明の男がそうなのかもしれない…」



神田さんは拳を強く握り締めた。


神田さんの話に出てきた男、僕はヤツを知っている。

レリーフの入った銃、

そして、[待っている]と言う台詞…


間違いない、ヤツだ

僕の両親を殺した男。



真田「あの、神田さん」

神田「なんだ?」


真田「僕の隊を西棟に行かして下さい!」


僕はヤツの居る可能性の高い西棟の制圧をやらせて貰えるように頼んだ


しかし


神田「駄目だ」


即答だった


真田「な、なぜです!」

納得の行かない僕は再び頼む


神田「許可出来ない、もしあの男なら今のお前達では倒せない」


僕はもう二度と訪れないであろうチャンスを逃す訳にもいかなかった。


真田「お願いします!」

神田さんの前に立ち

僕が頭を下げると

後ろから


草薙「神田さん、俺からもお願いします!」


そう言い紫苑も頭を下げたのだった。


2人の熱意が伝わったのか、神田さんわ渋々許可をくれた。


しかし、条件として


何かあればすぐに連絡を入れろ


と言った。





ヤツは必ず僕が殺す

両親の仇を

必ずや果たして見せる


そう決意し、僕と部下達は西棟へと入って行った

どうでしたか?



訳分かりませんでしたか?


すいません(´・ω・`)ショボーン




次回からは遂に

あの男の登場です。


その男の名わぁぁぁ




!!



冗談です


次回からは

いよいよ真田と草薙が大苦せ… ゲフン ゲフン


大活躍します



ご期待?

下さい

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