第五章 "突入"[神田視点]
はいはいぃ
久遠ですよ(*´ω`*)
今回は神田視点ですよぉ
かなり意味不明ですが
頑張って読んでくださぃ
俺達は今、炭鉱の入り口にいる
入り口にいた、2人の見張りは、問題なく始末した
神田「炭鉱内は暗い、気を引き締めて行くぞ」
八兵一同「了解」
炭鉱内は薄暗く入り組んでおり、所々が老朽化しているため、
地図は役にたたないだろう
しかし、ターゲットの多脚戦車があると思われる場所の特定は容易だった
神田「これは・・・地面に出来た不自然な窪み、恐らくは多脚戦車の通った跡だろう」
八兵1「と言う事は、この足跡を追っていけば」
神田「ターゲットはこの先にいるな」
俺達は足跡を辿り、炭鉱の奥を目指した。
神田「ここまで、入口の見張り以外のやつをみていないな…」
走りながら俺はそう呟いた
八兵2「たしかに、おかしいですね」
俺の声が聞こえていたのだろう、斜め後ろを走る部下が言った
八兵4「それだけ自信があるって事でしょ。もしかしたら、例の正体不明の男がいるんじゃないかしら」
たしかに、その可能性はある
よほどの自信があるか
この入り組んだ炭鉱内なら、辿り着けないと思っているか
どちらにしろ用心しておくべきだろう
神田「止まれ」
俺の声に、部下達が足を止める
坑道の先には明かりがみえる
八兵1「あたりのようですね」
神田「ああ、まずはフォーメーションBで行く、敵が正体不明の男だった場合は、フォーメーションCに移行、それ以外はBのままだ」
指示を伝えると
部下達頷いた
フォーメーションBは俺を先頭に左右斜め後ろに2人、その後ろ、斜め内側に2人の隊列で全方向への警戒、攻撃が可能な隊列
フォーメーションCは俺を中心に左右2人、その斜め前方に左右1人づつの鶴翼の隊列で、左右からの一斉射撃で敵を足止めし、俺の道力で留めを刺すための隊列である
俺達は隊列を組むと、ターゲットがあるであろう部屋へと駆け込んだ
敵兵1「だ、誰だ!」
敵兵の1人が気付く。
すかさずライフルを発砲し、敵を無力化する
その銃声を皮切りに、他の敵兵も銃を構え、発砲を開始する。
八兵4「結構な数がいるわね」
そうこぼしながら、二階の廊下にいる敵兵を無力化する
神田「あったぞ!」
奥へ進と、半分までシートを被った多脚戦車があった。
多脚戦車の周りにも数人の敵兵がいて、こちらに向かって発砲して来る。
神田「数が多いな…カバーしろ!」
俺はそう叫び、背中の太刀を引き抜いた。
八兵一同「了解!」
そう言うと、部下達は俺を囲むように並び、四方の敵へと攻撃を開始する。
俺は太刀を横中段へ構え、目を閉じる。
神田「灰塵となれ…」
そう呟くと、俺の体が赤く光を発する。
すると、俺と部下達の周りに、火の円が燃え上がる。
敵5「な、なんだあれは」
敵3「まずい!道力だ!撃て!撃ちまくれ!」
1人の敵兵が気付くがもうおそい
神田「奥義"獄炎陣"!」
その言葉と同時に部下達は身をかがめ、太刀を横薙に一回転する。
周りを囲んでいた火が巨大な炎の壁となり、一気に部屋全体へと広がった。
敵6「うわぁぁぁああぁ」
炎に包まれのた打ち廻る
敵9「熱い!熱いぃぃぃぃ」
部屋全体に苦しむ敵兵の断末魔が響き渡る。
ほんの一瞬の出来事で、敵兵は皆、灰となった。
神田「やりすぎたか」
俺が反省の言葉を言うと
八兵1「いつ聞いても寒気がするな」
八兵「焼け死ぬのだけはゴメンだわ」
各々から批判の言葉が上がる。
しかたなくね?
俺の道力は炎なんだもん(´д`)
俺だって好きでなったんじゃないわ
そんな事を心の中で呟いた。
神田「さて、ターゲットの回収に入るぞ」
八兵一同「了解」
俺達は、多脚戦車を固定している機械を外し多脚戦車へ乗り込んだ。
多脚戦車はかなり大きく、5人乗るには充分だった。
作戦前に貰ったデータでは
多脚戦車は、搭乗人数5人
操縦者1名
砲手2名
索敵手1名
機械制御手1名
計5名
主砲1門
機関銃2門
予備タンク1
車載主砲弾数60発
機関銃用弾数合計1600発
予備3200発
水素バッテリーにより、6本の脚を稼働させ
通常のキャタピラ式戦車では進行の出来ないような悪路も走破可能とあった。
八兵1「起動完了」
八兵2「レーダー起動確認」
八兵「主砲起動確認したわ」
八兵「制御機器問題なしです」
神田「よし、外へ出るぞ」
俺は多脚戦車を前進させた。
しばらく坑道内を出口へ向かって進んでいると、真田から通信が入った。
ピピピ
チュイーン
-on-line-
神田[どうした]
真田[まずい事になりました。]
神田[落ち着け、なにがあった]
真田[散開して制圧にあたっていたら、部下4名と連絡がつかなくなって。最後の通信が切れる前に、「例の謎の男を発見した」と。その直後通信が途絶えて、いくら呼びかけでもって反応が…ぼ、僕どうしたら]
神田[分かったから、落ち着け。]
真田[は、はい]
神田[俺達は多脚戦車を回収ポイントまで持って行く。かわりに、草薙達を向かわせる。草薙達が合流するまで下手に動くな、分かったか?]
真田[り、了解]
ピピ
チューン
-off-line-
神田「くそ…厄介な事になったな」
ピピピ
チュイーン
-on-line-
神田[草薙、厄介な事になった。すぐに真田の援護に迎え]
-以下略-
草薙[了解]
ピピ
チューン
-off-line-
神田「すぐに回収ポイントへ向かうぞ。ポイントに着き次第、第三部隊の援護に向かう」
八兵一同「了解」
俺達は回収ポイントへと急いだ
どうでしたかぁ?
次回は真田視点です
因縁の男との再開ですよぉ
どうなるか楽しみですねぇ
内容としては
神田は女で
因縁の男は未来人
真田と草薙が実は兄弟で、因縁の男が親父だった!
って展開です
まぁ
嘘ですけど
でわでわ
また次回 ノシ