義父母と鬼嫁のドリフな毎日~ロト7編~
先日、義父がデイケアから「お買い物ツアー」に出かけた。スタッフの方が付き添って下さり、近くのショッピングモールで好きなものを買い求めるというものだった。
甘いものが好きなので、どら焼きや団子などの和菓子を買うのかと思いきや、持ち帰ったのは宝くじだった。ロト6、ロト7、ドリームジャンボ宝くじが1枚ずつ。すぐさまお仏壇に供えていた。
ロト6は残念だったようだが、翌朝新聞を広げた義父が「4個合っとった。ちょっと見てくれっか。」「ほんとですか!?」思わず朝食の支度の手を止めて駆け寄る。
見るとロト7の本数字が4個合致している。5等2300円に当選だ。「やりましたね~。おめでとうございます!!」握手すると、近頃めっきり涙腺が弱くなった義父は泣き出してしまった。
「お父さん、当たったん初めてなが。」義母がフォローする。
「じゃあ換金してきますね。」と言うと、「そんならそのうちの300円でこれお願い。」と来週の分を頼まれた。いつの間に書いたのだ?もしや涙で??雪舟かっ!!
ちなみに私もこっそり買っていたのだが、本数字2個とボーナス数字1個で6等に一歩届かず。今回は私が「だめだこりゃ。」