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子供達と神々の神楽 ~序の章~  作者: 東 蒼汰
序幕終演 現れた三丸
24/26

4人の初勝利

 ようろうう。


「「ヤケクソだ!」」


 かぜまるおにまるてんまるは2こうどうすこおどろく。


((!))


「このろう!」

「このぉぉぉぉ!」


 ようろうがそううと、かぜまるはそのままリュウジャマルめんけられ、おにまるロウオウマルめんなぐとされる。


  ブオン

   ドガゴン

    ドガゴ ゴン


 ロウオウマルめんちゃくするとどうに、ほくつうしんのう使つかってようう。


ようくんおおきいほうきんぞくちゅう使つかって!」

「うっしゃ!」


 ようはそうへんかえすと、かくみねぶんかたあして、ったじょうたいリュウジャマルちから使つかい、ほくしたきんぞくちゅうりょううかがらせる。

 かなりのおもさをりょうかんじたが、きんぞくちゅうかせようがサッカーのスローインのようなモーションをると、きんぞくちゅうかぜまるおにまるちたほうへとんでく。


  ドガッシャーン


 それをていたてんまるおもう。


いまどもなんおそろしいことか…… いや()()は……)


 てんまるぶんたちかんがえていたことと、すこちがこときたのでおどろいてると、スセリがはなしかけてる。


「アナタたちけです、てんまる!」


 スセリがそううと、てんまるはクスクスわらう。


()()かぜまるおにまるたおしたつもりか?」

「いいえ、わたししずめまもりけっかいようたのです」


 わったスセリは、ねんす。


(「、これからわたしことおなことって……」)

「「われあらたまのみことなれば、神籬ひもろぎことにてしずめまもあるじらん」」


 スセリのこときながら、おなことくちにする。

 そしてそのことわると、スセリはからだを4かいたたく。


  パン

   パン

    パン

     パン


 すると、いちたたごとに、かいされたけっかいすみしょに、しろたいじゅ出現しゅつげんする。

 そしてあいだはんとうめいしろひかりのかべてんじょうはんとうめいしろひかりのかべおおわれ、りっぽうたいけっかいかんせいした。


さまなにをした! 身体からだちからが……」


 そうったてんまるにスセリはかえす。


しずめまもりったでしょう。アナタたちちからいましずめられている、そしてアナタたちはこのけっかいからはられない」

「ちっ…… かぜまるおにまる!」


  ガドン

   ゴロゴロ


 てんまるがそうってかぜまるおにまるほう視線しせんけたあとかぜまるおにまるきんぞくはしらほうめんしたからあらわれた。


「このていしょうがいいつあいにはちょうい」


 おにまるがそううと、かぜまるはクスクスわらってつづける。


「このじょうたいえたではいな。まぁ、おれもそのことにはさんどうするが」


 かぜまるはそういながらかびがると、リュウジャマルまえどうし、おにまるロウオウマルけた。


せんとう馬鹿ばかともにはってられん……」


 てんまるはそうい、ヤレヤレといったポーズをったあとほうしゃくじょうつづける。


「とはえ、如何どうげられんのだろうしやるしかないが」


 いっぽうようほくたい耀ようさんにんは、つうしんのう使つかってなにやらさくせんかいおこなっていた。


「まずぼくてんたおす。2ともやつうごきをめてくれ」


 たい耀ようていあんようく。


なんがあんのかよ?」

まかせてくれ」


 そうかえたい耀ようおもう。


ぼくかんがえがただしいなら)


 たい耀ようう。


「スセリ、おもいっげろ!」


 みんなにもこえるこえたい耀ようがそうったのをあいに、そのぜんいんうごす。

 スセリがからだいそいでそのからはなすと、てんまるがいかぜまるおにまるも、もくひょうってた。


 ガコン

  ガコン

   ガコン


 だがリュウジャマルかぜまるを、ロウオウマルおにまるこうげきけ、ついせき邪魔じゃまをする。

 てんまるう。


「そのむすめしきさえうばえば、けっかいは……!」

ホウオウマルてんまるめんさえけろ!」


 せまてんまるは、たい耀ようこえせんホウオウマルける。

 するとホウオウマルてんまるよりたかこうんでおり、てんまるんてた。


  ドッシャ


「ぬぉぉ!」


 てんまるりょうしゃくじょうち、ホウオウマルこうげきめる。

 しかしホウオウマルつめかくじつてんまるらえ、めんさえけた。


  ズガゴン


「くっ、はなさんか!」


 あばれようとするてんまると、10すうメートルさきたい耀ようう。


「やっぱりおまえ、アイツよりちからいな…… スセリ、あぶないからはなれてろ!」

貴様きさまなにをするだ!」


 そうったてんまる無視むしし、が50メートルほどはなれていることかくにんしたたい耀ようは、ホウオウマルめいれいくだす。


「こうしておけばにんがいことい。ホウオウマルてつかすぐらいねつエネルギーを、てんまるおさえているぶんつめに!」


 するとホウオウマルの、てんまるおさえているつめこんじきかがやきだし、てんまるめいげる。


「ぬっわぁぁぁ!」


 そしておもう。


たしかに()()ならねつエネルギーでのがいんな、しおどきか……)

「アラハバキさま!」


  ガツン

 

 てんまるがそうおおごえさけぶと、ホウオウマルてんまるさえていたつめめんいた。

 さけごえいたかぜまるおにまるは、ホウオウマルほういてう。


「「てんまる!」」


 たい耀ようホウオウマルめいれいする。


すこしそのからはなれろ、ホウオウマル


 ホウオウマルが、たい耀ようめいれいどおりそのからすこはなれると、其所そこにはてんまる姿すがたく、るのはげためんだけだった。

 たい耀ようおもう。


(……やった)


 そしてうれしそうにさけごえげる。


「やった、やったんだ。てんまるたおしたんだ!」


 かぜまるおにまるはそのこえき、ホウオウマルほうかおおどろいたようう。


「……そんな鹿な!」

てんまるがやられるなど……」


 そんなかぜまるおにまるに、リュウジャマルロウオウマルんでる。


 ガコン 

  ガコン 

   ガコン


 それにいたかぜまるおにまるこうげきかわすと、ようほくかいしきかぜまるおにまるけたまま、たい耀ようごうりゅうした。


「やったじゃんたい耀よう!」

たい耀ようくんすごい!」


 つうしんのうようほくめられ、まんざらでもないかおをしたたい耀ようしんまん(まん)う。


ぼくにかかれば当然とうぜんさ。さぁ3たい2だ、このままの――」

った。アイツおれほくたおしてやる!」


 そうってたい耀ようことさえぎったように、ほくおどろようかえす。


ちゃわないでよ!」

る。たい耀ようっただろう、たい耀ようおれたちないわけがねぇじゃん。くぞ!」

「ちょと、ようくん!」


 ようほくせいかず、リュウジャマルかぜまるんでき、ほくロウオウマルでそれをう。


  ガコン

   ガコン

    ガコン


(そんなこと……)


 なやほくがんぜんに、おにまるせまってる。


(……いままよっちゃダメだ!)


 おにまるづちげ、こうげきたいせいはいると、ほくちをえ、おにまるまえおおきなきんぞくかべしゅつげんさせた。


おれまえかべなど!」


  ガゴ

   ガゴ

    ガゴ

     ドシャン


 そういながら、きんぞくかべづちかいしたおにまるだったが、かべこうにロウオウマル姿すがたい。


(……!)


 それとどうに、おにまるはいからのかげく。

 かげしょうたいは、50メートルほど金属きんぞくちゅう

 そのうえロウオウマルる。


ロウオウマルみぎまえあしはがねつめを!」


 ロウオウマル姿すがたかくにんしたおにまるは、ほくのそのことこうどうさっし、づちめるたいせいった。


(ほぉう、こうからけるつもりか。たるかはべつとして、ことしたこころけるのもすいだな……)


 おにまるがそうかんがえていると、ほくう。


くぞおにまる!」


 ほくがそうさけわると、ロウオウマルきんぞくちゅうからりる。


 はがねつめおにまるとらえた。


  ガシャン


 づちロウオウマルこうげきめたおにまるおもう。


(フフフ、まさかほんとう彼処あそこからおれとらえるとは。これぞまさおにちからか、……そろそろ)


  ミシ

   ミシ

    グシャン


 おにまるづちひびはいくだり、ロウオウマルこうげきおにまるほんたいとどく。


「ぐわぁぁぁ!」


 めいともおにまるはそのままった。


  ガゴン ゴン


 ロウオウマルめんちゃくすると、ほくうれしそうにう。


「やったぁ、やったんだ!」

ほくすごいじゃないか!」


 たい耀ようつうしんのうほくにそうさんおくり、ほくまんめんみでうなずこたえる。


「うん」

あとよう、おまえだけだ。ぶんしたんだ、るよな?」


 からかいはんぶんつうしんのう使つかってたい耀ようようにそううと、ようはムッとしながらかえす。


たりまえだ!」


 リュウジャマルかぜまるっている。


おれだけ、かっこうわるところせられるかよ!」


 そうったようだが、かぜまるへの攻撃こうげき上手うまかない。

 かぜまるめんたたけようとして、ぎゃくリュウジャマルは10メートルほどばされる。

 さらかぜまるは、リュウジャマルから20メートルほどきょった。


あとおれだけか……)


 かぜまるがそうかんがえているいっぽうで、ようなやむ。


(どうすればアイツをおせる? このままんでくだけじゃ……)


 すこしずつちかいてかぜまるに、ようかくめる。


してダメなら…… さらしてやる!)


 ようかくからはなし、リュウジャマルう。


リュウジャマルかぜまるめ!」

「キュゥゥー」


 するとリュウジャマルく。

 そしてうごりゅうじゃまるだったが、それとどうようからだつよかぜすさぶ。

 ようとっっさかくけんつかりょうかみ、からだをその固定こていした。


(うわっ!)


  ズバコーン


 リュウジャマルようことどおかぜまるみ、そしてかぜまるばす。

 ばされながら、かぜまるかんがえる。


リュウジャマルちからがったか? いやちからせいぎょリュウジャマルゆだねただけか。まぁさいしょならこんなもんだろう)


 いっぽうようほうは、あらいききながらかぜまる姿すがたさがしていた。


「ハァ、ハァ、ハァ……」


 ようぶんしんぞうどうかんじながらおもう。


おもきで、なんでもやるもんじゃ……――)


 そんなときつうしんのうからほくこえがする。


ようくんひだりうしろ!」


 ほくこえで、ようリュウジャマルかいわれたほうけると、かぜまるぶんおそかろうとかってていた。


「うぉぉぉぉ!」


 さけびながらのかぜまるこうげきを、リュウジャマル尻尾しっぽめたようたモノは、すうひびはいかぜまるうで

 リュウジャマル尻尾しっぽつかんでいたかぜまるうでは、だいせきしながらくだる。


  ミシ

   ミシ

    パシャン


「ちっ、うでが!」


 そうったかぜまるはそのからはなれようとするが、リュウジャマルこうげきそくほうはやい。


「うりゃぁぁぁぁ!」


 ようはそうさけびながら、リュウジャマル尻尾しっぽ袈裟けさじょうかぜまるたたける。

 そのこうげきかぜまるぶんだんした。


「がはっ!」


 そうさけびながらかぜまる姿すがたえる。


「やった……、やったぁ!」


 そうってよろこようは、ふとへんく。


 (……なんだ?)


 突然とつぜんようまわりがひかりにつつまれたのだ。

 それとおなことほくたい耀ようにもきている。

 そして、しずめまもりけっかいどうしょうめつしてく。



  ★★★★



 くとようほくたい耀よう、そしてとスセリは、はししたおりかおる、オモイカネのもとた。


「どうってんだ?」


 ようのそのいに、もと姿すがたもどっていたスセリがこたえる。


てきなくなったとはんだんしたので、わたし此方こちらどうさせたのです。けっかい臣器おみきもともどしてあります」


 ようほくたい耀ようにはそれぞれのそうしょくひんにぎられており、3にん河川かせんしきほうけると、河川かせんしきはずの、ロウオウマルつくったきんぞくちゅうえていた。


みなさん、すごいですね」


 うれしそうなかおることで、にんしょうさいにんしきするが、そんなうれしいかんじょうおりことる。


うれしいのはかるけど、もうすこあとにしておくれ。これからけいさつだまくらかすんだからね」


  ウイーン

   ウォン

    ウォン

     ウォン


 おりことしめように、とおくのほうからパトロールカーのサイレンのおとこえていた。




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