運動好きな少年――五十嵐 葉司
手先が器用で好奇心旺盛な少年――白石 北斗
眉目秀麗、成積優秀な少年――日向 太耀
お転婆で、大企業会長の孫娘――黒沢 恵理花
葉司と北斗はお互いに憧れを持っていて、二人とも恵理花が好きである。
そんな恵理花は葉司が好きなのだが、素直に成れずに学校で一番仲が良いのは北斗。
三人共、好意を隠しているつもりだが、周りの人間はバレバレである。
そんな三人を太耀は、見守ったり揶揄ったりする。
因みに太耀と恵理花は、両親が友達同士で、家族ぐるみで付き合いが有る事から、仲の良い兄妹の様に接している
四人は仲の良い、同い歳の幼馴染み。
1992年。
平成四年、四月四日の土曜日。
場所は境群市と言う日本の田舎。
子供達は知らない。
その日、自分達が出会う不思議な出来事に……