表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
子供達と神々の神楽 ~序の章~  作者: 東 蒼汰
第参幕 臣器の練習
19/26

臣器の力

「たく、なんだよおまえかんじわりぃな」


 ようがそううと、スセリがようく。


よう、もしかしてふたはなしをしているのかしら?」


 スセリがそうにいてたので、ようこたえる。


「そうだけど?」

「ねぇわるいんだけど。貴方あなたふくめて、さんにんいまかいじょうたいおしえてくれない」


 そうスセリにわれたようは、如何どうせつめいしようかなやむ。


かいじょうたいったって……」


 そうつぶやいたように、たい耀ようく。


「どうしたんだよう?」

「スセリがかいじょうたいおしえてしいんだとさ。てうかおまえ、スセリのこえこえねぇのかよ?」


 ようがそううと、たい耀ようようことこたえる。


いまこえているのはふたこえだけだ、そとやつとははなぎているし」

「ボクもおなじ」


 ほくがそうつづけると、たい耀ようう。


「そうえばこのつうしんのう、スセリがってたな。ほくもどってせつめいしたほうくないか?」

「だそうだぜ、スセリ?」


 たい耀ようことけてようがスセリにそううが、スセリはこまったかおをしてこたえる。


「ごめんなさい、貴方あなたこえしかこえてないわ」


 けっきょくようほくたい耀ようはスセリに臣器おみきあらたにた、つうしんのう如何どううモノかきちんとせつめいすることめ、スセリとともけっかいちゅうしんあつまっていた。

 ふたれんらくりたいとかんがえたら、ロウオウマルないつうしんようかがみことほくからき、ようたい耀ようからつうしんのうばいかいが、たいけんかがみだといたスセリは、なぞつうしんのう何故なぜされたのかをかいした。


成程なるほどなぞつうしんのうしょうたいわかりました」


 スセリはそううと、ようほくたい耀ようせつめいはじめる。


ぶんこんかいのモノは、ほくようたい耀ようれんらくりたいとかくねがったためたモノでしょう。その所為せいさんにんあいだでしかことのやりりがないのだとおもいます。ロウオウマルこうぶつせいせいへんけつごうぶんかいいまつくったつうしんようなモノもことのうです。きてはいないものかぎりますが」

「いまいちく分からないんだけど?」


 ほくがスセリのせつめいたいしてそううと、スセリはくびよこる。


むずかしいことあとかおるにでもいたほういでしょう。とにかく、ものがいゆうつくれるちからだとおもってもらってかまいません」


 スセリがそううと、ほくくびかしことかえす。


かったような、からないような?」

「それならちょういから、ちから使つかってみましょう。みんな2、3ぐらいがってくれる?」


 そうったスセリにおうじて、ようたちさんにん臣器おみきいましょから、すこうしろにどうさせる。


  ガコン

   ガコン

    ガコン


ようがりぎよ」


 スセリにそうわれたようかえす。


「そんなことっても、コイツんでるからきょかんかんねぇんだよ」

かたありません、それなら其所そこいでしょう」


 ようにそうったスセリは、ようたちにんからかくにんて、なおいままでしょからはなれると、つづけてほくう。


「それじゃぁほくわたしたちちゅうしんきんぞくはしらつくってみましょうか」

つくるって、どうやって?」


 ほくがスセリにそうかえすと、スセリはせつめいをする。


ぶんきんぞくをイメージしてかくねんじるか、ロウオウマルたのむかかしら? はじめてだからロウオウマルたのことをおすすめするわ、やすように4メートルぐらいのてっちゅう如何どうかしら?」

かったよスセリ。ロウオウマル、ボクちゅうしんに4メートルぐらいのてっちゅうつくってくれる?」


 そうこたえたほくかくれ、いまったことかくとおしてロウオウマルめいれいした。


「ワオーン!」


 するとロウオウマルそらかってえ、ほくたちまえに、りゅうした4メートルほどすいしょうじょうてつはしらめんからせいせいされる。


「やった、た!」


 よろこほくに、スセリはちゅうう。


「このちからすなきんぞくじんこうぶつうえでしかません。おぼえておいて」

「スセリ、こんなちからぼく使つかえるのか?」


 たい耀ようがスセリにそうたずねると、スセリはむずかしいかおをしてこたえる。


もちろんです。ホウオウマルひかりやねつせいぎょます。ただひかりをとして使つかことは、あまめられたことでないことおぼえておいてください……」


 そうわったスセリに、こんようく。


「スセリ、リュウジャマルは?」

ちなさいよう、まずはホウオウマルからです。たい耀よういいですか、れからやることなさい……」


 そううとスセリはこわかおをして、ロウオウマルつくったてっちゅうみぎしめし、ホウオウマルう。


ホウオウマル。このてつはしらかすくらいおんで、ひかりのはしらを3すんはばで1びょうつくってください。ればわかように」

「クゥワッー」


 ホウオウマルてつはしらかってくと、てつはしらじょうちゅうしんほそひかりのはしらが1びょうだけあらわれる。

 そしてそのひかりのはしらえると、そこにはデロデロにないけたてつはしらった。


 スセリはそのてつはしらかくにんしたのちたい耀ようせつめいはじめる。


ひとまないのがいちばんいのだけど、もしものことるかもしれない…… もしいまようこうげきあやまってものかったら、ふせようりません。だからるだけこう使つかかたひかえてください」


 スセリにそうちゅうこくされ、たい耀ようかおうなずへんかえす。


かった」


 たい耀ようがそうわると、スセリはようほくけておねがいをする。


貴方あなたたちも、けてくださいね」

「おう」

「うん」


 スセリにねんされ、ようほくうなずへんかえした。

 そのスセリはこわかおめ、ホウオウマルなおはなしをつづける。


「それがいには、ひかりのくっせつようして姿すがたしたり、やみつくことます。まぁ、ホウオウマルにっこうなかでしかそんざいないのだけど。それとさきほどわたしそとからホウオウマルめいれいしましたが、貴方あなたあやつっているあいわたしようれいがいのぞいて、ホウオウマルものことことはありません」

せつめいありがとうスセリ」


 たい耀ようがそうれいい、スセリはへんかえす。


如何どういたしまして」


 そしてリュウジャマルほうけ、ようけてう。


さいに、おたせようリュウジャマルせつめいはじめます」

「よし、なんでもい!」


 ようがそうへんかえすと、スセリはクスクスわらってたずねる。


せいいわね」

せいだけわね」


 たい耀ようつづけてそうったので、ようたい耀ようおこる。


たい耀よう。おまえ、ケンカってんのか!」


 そのようて、くちゲンカがはじまるとさっしたほくは、よううながす。


「ほらようくんたい耀ようくんかってないで、スセリのはなかなきゃ」

おれわるいのかよ……」


 もんったようにスセリがう。


「これぐらいげんがあればへいでしょう。リュウジャマルいろ(いろ)はんめん、そのちからせいぎょたいへんなのです」

だいたいなにるんだ?」


 ようがそうしつもんするとスセリはこたえる。


かぜはっせいせいぎょ()せいせいみずあやつる。ひとくわわったきんぞくせいぎょみずかんしてはけっかいそとだから、こんかいめておきましょう。()せいせいほうは、いまじゅんいので無理むりです」

「じゃあかぜはっせいせいぎょと、きんぞくせいぎょか。きんぞくせいぎょって、ほくやつとはどうちがうんだ?」


 そうスセリにようくと、スセリはう。


ロウオウマルせいせいしょうめつても、そのものあやつれるわけではりません。其所そこけたてつを、リュウジャマルかくれたまま、どっちのでもいから、げる想像そうぞうをしてらんなさい」


 ようわれたとおり、みぎてつはしらげるイメージをする。

 するとみぎじゃっかんおもさがくわわり、てつはしらかびがった。


「うわぁ、いてる」


 おどろいてるほく尻目しりめに、スセリはようう。


ものによっておもさはわりますが、なんとなくかいましたか?」

「ああ」


 ようがそうへんをしたので、スセリははなしをつづける。


「それじゃあ、そのてつかたまりロウオウマルホウオウマルげつけてください。げるほうほうはそうおもえばだいじょうかっこうしたほう上手うまはずです」


 それをいてたい耀ようほくおどろく。


「どうことだスセリ!」

「そうだよ、ひどいよ!」


 そうもんふたに、スセリはかえす。


「これもれんしゅうです、いやならけなさい」

「そうことならえんりょはしないぜ! せーの……」


 ようみぎうでだけとうきゅうのモーションをすると、けたてつはしらホウオウマルけてんでき……


  ガゴン


 てつはしらホウオウマルつばさたると、ホウオウマルすこ蹌踉よろけ、たい耀ようくうかんすこれる。


「うわっ!」


 たい耀ようがそうさけぶと、スセリがたい耀ようく。


たい耀よういまなにきましたか?」


 そうかれたたい耀ようは、スセリがなんようにこんなことさせたのかかいした。


「……そうことか。すこれた」


 たい耀ようがそうると、スセリはさんにんう。


いてのとお臣器おみきはダメージをけると、貴方あなたたちくうかん振動しんどうとしてダメージがつたわります。どんなふうれていたかはりませんが、おおきいれがつづけばせいぎょどころではなくなります。臣器おみきなかおおをすることりませんが、からだをぶつければいたいしうしなのうせいります。それだけはけてください」

「ボクはそのまえに、あしせまくてちそう……」


 そうってあんがるほくに、スセリがう。


だいじょうです。まわりのほのおが、かべわりになってるはずですよ」

「…………ほんとうだ!」


 ほくがスセリのことしんを、おそおそたしかめそううと、スセリはせつめいつづける。


ちなみに臣器おみきかいされると、きょうせいてきそとあんぜんしょてんさせられます。かいされたあいさいきょだいするまでにやくにちかることおぼえておいてください」

ロウオウマルたちしきとかりそうだけど、こわされてだいじょうなの?」


 そうスセリにほくくと、スセリはかおをして3にんう。


臣器おみきたちたしかにはあります。だからこそ貴方あなたたち臣器おみきたちだいおもうなら、たたかいはしないように」

「「はい」」


 さんにんへんかえすと、スセリはさらはなしをつづける。


「それではこれからしばらく、じんれんしゅうかんにしましょう。かぜはっせいせいぎょはまたあとで」



  ★★★★



「ただいまみんな


 スセリがたちしょもどってくると、オモイカネはげんそうなかおをしてスセリをむかえた。


「あらオモイカネ、なにもんりそうなかおをしているわね」


 スセリがそううと、オモイカネはすこおこった調ちょうく。


さきほどひかりはしらひかりあやつったモノだな」

もんがありそうね、ゆうは?」


 かるくそうかえしたスセリに、オモイカネはしんけんかおう。


ひかりほうしんじつせるちからるが、1つちがえばかいこわしかねるモノ。どもあつかいきれるとは……」


 オモイカネのことにスセリはクスクスわらったあとへんかえす。


「それにいてはたい耀ようちゅうはしてる。あのたちならだいじょうよ」

「しかし、べつよういんきたら如何どうするのだ!」


 そのことが、オモイカネがどもたちこころからしんぱいしているからるモノだと、スセリはかいしている。

 だからこそスセリはオモイカネにう。


「あのたちしんぱいするちはかいしています。ですがオモイカネ、それをかおるまえうべきではないわ」


 そのこといて、オモイカネはれいせいかんがえる。

 たしかにどもちかくで、そのともだちけんいてかたことこととはえない。


「……そうだな、すまん」


 オモイカネがそうあやまると、スセリはおりく。


「ねぇおりいまなんかしら?」


 そうスセリにかれ、おりうでけいこたえる。


「そうさね、1020ぷんぎぐらいかね」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ