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子供達と神々の神楽 ~序の章~  作者: 東 蒼汰
第参幕 臣器の練習
17/26

河川敷にて

 いえから15ふんほどかおるちちおやはじめるラーメンから5ふんほど河川かせんしきはしの下に、ようたちた。


 どうはしうえにはまばらにひとくるまおうらいり、河川かせんしきないにはロープがられ、『くろさわグループイベント使ようがつよっにちよういちにち)』とかんばんが、しゃめんてられている。


 ようとんかたわったので、みんな臣器おみきれんしゅうけることになったが、いろ(いろ)じゅんをしているあいだやることいオモイカネが、あおふくどもほう使つかいのアニメをてきこうしんげきされてしまい、なんだかんだでうたっておどおとひめばんぐみわってから、くるまいえことった……

 オモイカネもスセリも、「海神わたつみこんなことに……」とったりしながらおとひめばんぐみていた所為せいで、おりどころかどもたちからもしんあきれられている。


「おかえりなさいおりさん」


 かおるぶんちちおやけいえいする、ラーメンからもどっておりにそううと、おりかおるれいことかえす。


くるまめさせてもらってわるいね」


 そういながらおりは、かおるにオモイカネの宿やどったちょうかえす。

 臣器おみきれんしゅうは、スセリのけっかいない姿すがたかくしてやることになっているためちかくにくるまめてことず、ちかくのかおるちちおやのラーメンちゅうしゃじょうりたのだ。

 おりしんが、かおるりょうしんあいさつしたいとかんがえもあったが……


 かおるちょうおりっていたのは、オモイカネをねんためれんらくようにと、かおるあたえていたため


かえりに、いえほうらせてもらうことになったよ」


 そうおりに、かおるうれしそうにかえす。


「それはお祖父じいさまよろこびます」


 おりかおるとのかいえたことかくにんし、そうにおりたずねる。


「お祖母ばあちゃん、いつきょったの()()

おとこども風呂ふろはいってるときさ、ちょっとおく使つかってね」


 すこしんおりがそうわると、こんはスセリがはなす。


「それじゃ彼奴あいつ気配はいいみたいだし、けっかいるわよ」


 スセリがそうって、河川かせんしきほうかざすと、河川かせんしきに1キロへいほうメートルのちょうほうけいがたしろはんとうめいな、ようたちがいにはえないけっかいあらわれる。


「このけっかいは、おりいえったけっかいを、貴方あなたたちにだけにえるようにしたモノ。れいほんものれいのうりょくしゃとかでなければ、なかなにをやってるかはわからないでしょう」


 そうせつめいをしたスセリに、ようそうにく。


「そういやぁおれたちなんれいのうりょくしゃでもないのに、スセリたちえてんだ?」

ぶん、スセリがそううふうにしてくれているからでは?」


 ようもんかおるがそうこたえるが、そのこたえをほくおもう。


「ならアラハバキたちや、アラハバキにふういんされたかみさまなんえたんだろう?」

「そうえば何故なぜだ? いくらどもとはえ、このとしころどもわたしたちにんしきるなど……」


 そうって、つうおおきさで姿すがたあらわしたオモイカネもなやし、それを不味まずいとおもったスセリはすこつよめにう。


「それよりはやけっかいなかはいりましょう。いまなら此方こちらせんけているひとい。さぁ、ほら」

「……かった」


 なっとくないかおをしながらオモイカネがそううと、ようたち結界けっかいなかどうはじめる。


「…… うゎ!」


 ぜんいんけっかいなかどうしたのをかくにんし、スセリがとつぜんおおごえさけんだ。


((!))


 とつぜんおおごえようたちおどろき、スセリのほうく。


「うん、そとにんげんにはかれていわね」


 がおでそうったスセリのとおり、たしかにやくはんけい100メートルのはんにんげんどうぶつに、はんのうられない。


「ちょっとスセリ、寿じゅみょうちじんだら如何どうするんだい!」


 おりがスセリにそうもんうと、もそれにつづけてう。


「もう、おどろかさないってったじゃない!」


 おこられ、スセリはもうわけなさそうにわせあやまる。


「ごめんなさい、こんこそほんとうちゅうするから……」


 そこまでったスセリが、みぎてのひらうえにしてすと、てのひらうえ臣器おみきひかりのたましゅつげんした。


「さて、もういちあらためて臣器おみきびなさい。リュウジャマルきているぜんを、ロウオウマルじんこうぶつこうぶつを、ホウオウマルたい耀ようひかりもと姿すがたあらわします。位置いちにはけて」


 スセリがそううとひかりたまは、ようほくたい耀ようむなもと移動いどうする。

 そしてそれは、せいどうおうごんいろてのひらだいそうしょくひんへとわり、さんにんはそれぞれそれをつかむ。

 すると……


 ようものが、けん龍蛇りゅうじゃいているそうしょくひんに……

 ほくものが、おおかみつちいているそうしょくひんに……

 たい耀ようものが、とりをあしらったかがみそうしょくひんに……


 それぞれへんした。


「ねぇ、なんまえよりかっこうくなってない?」


 ほくにしたそうしょくひんてスセリにそううと、スセリはほほんでこたえる。 


ってくれたのならうれしいわ。そのそうしょくひんは、かみさまちからりてつくられているの、だからまえけるとそれにおおじてかたちわるのです」

「ほぅ、なかなかのさい。スセリ、そのかみとは如何いかなるモノだ?」


 オモイカネからおもってもないしつもんをされたスセリは、すことぼけたかんじでかえす。


「えぇっと、だれだったかしら? むかしことわすれてしまったわ……」

かみさまも、ものわすれなんてするんですね?」


 かおるそうにそうくと、スセリはクスクスわらったあとう。


きてる……とうのもへんだけど、としけたちがうもの」

「それにしてもぶのにじょうけんがあるなんて、なんへんかおのロボットアニメみたいだな」


 たい耀ようむかしたアニメをおもしそううと、そのことたいしオモイカネがく。


「そのロボットとは、さくばんっていたものか?」

ちがうよ。たしろくしたビデオがったはずだから、こんせてあげるよ」


 ほくがオモイカネにそうていあんすると、ようつづけてう。


たしか、がんめんからへんけいすんだよなアレ」


 ようことにオモイカネはこんらんし、スセリのほういてく。


貴女あなたかいるか、スセリ?」


 しかしスセリはこまったかおをして、くびよこる。


「とにかく臣器おみきしゅつげんさせましょう。おおきい姿すがたねがってちょうだいおおきさは此方こちら調ちょうせいします」


 スセリがそううと、ようほくたい耀ようそうしょくひんかかさけぶ。


リュウジャマル!」

て、ロウオウマル!」

あらわれろ、ホウオウマル!」


 するとようたちまえぜんちょう10メートルぐらいのリュウジャマルぜんちょう7、8メートルぐらいのロウオウマルぜんちょう5メートルぐらいのホウオウマル姿すがたあらわした。


「うゎ、デカイとマジでロボットみたいだな!」


 おどろいてそうようしりに、たい耀ようがスセリにく。


「スセリ、コイツどうしておおきくしたんだ?」

臣器おみきたちおおきさは貴方あなたたちである程度ていどわります。おおきさでようあんぜんせいちがうので、いちばんあんぜんせいたかいものからせつめいしようとおもったのです」


 スセリがたい耀ようにそうせつめいをすると、臣器おみきたちとつぜんす。


「キュゥゥー」

「ガルルル」

「クゥワッー」


 リュウジャマルロウオウマルホウオウマルとつぜんいたので、スセリがいおどろいた。


「コイツこえるのか!」


 ようがそううと、おりつづける。


「こりゃたまげた!」

「このたちわたしたち存在そんざいちかいのよ、ことぐらいるわ」


 スセリがそううと、ほくロウオウマルはなしかける。


「よろしくね、ロウオウマル


 ほくことロウオウマル身体からだががめ、こうべれる。

 

「ワオーン」


 そしてきゅうとおえをげながらロウオウマル姿せいただし、かおそらげた。

 するとほくあしもとからひかりのはしらあらわれ、ほくつつむとどうに、ほくひかりのはしらともえる。


「「ほく!」」

「「ほくくん!」」


 そのたスセリがいひとかみは、いまごとおどろあわてふためいた。




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