表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

プロローグ

楽しんでいただければ幸いです。

 櫻小路澪さんは、高嶺の花だ。

 顔が可愛く、清楚な雰囲気で、頭もいい。

 いわゆるクラスカーストのトップに君臨する女王様である。

 その性格は女王様のそれとは言いがたいけど。

 女王様ではなくて、お嬢様だという噂もある。

 さらに、人当たりがよく、僕のような人付き合いが苦手な人間でも分け隔てなく接してくれるとなれば、人気が高いのも当然のこと。

 ここ八重樫学園高等部の男子学生のうち、半分が彼女を好きだという噂も、あながち嘘だとは言い切れない。


 僕のような人間にも優しいと言ったが、僕はあまり彼女と話したことはない。

 恐れ多いのだ。

 彼女のような完璧人間に、数学しか取り柄がないような僕が近づくなんて。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ