表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

【蛇足】ヒロイン・ランキング

完結にするのを忘れていたので、しれっと蛇足を追加しておきます。

 2月23日になまこ様主催のヒーローランキングなる企画に参加してみました。

 何せわたしは友達がいないボッチ・ユーザーですので、こうした企画に参加するのも、初めてのことでございました。しかも連休で雛人形出したんで、家の中、樟脳臭くて死にそうになるし(←前世は虫?)、親が来たりとてんやわんやでした。暇を見つけて、他の作者様たちの作品を巡回して読ませていただき、感想書いたり、感想返し書いたりしてると、「ネットばっかして、何してんの」って怒られるわけですね。細切れに読んでいるうちに、どこまで感想書いたかわからなくなった……。何しろボッチ・ユーザーですから、感想を書くのもいちいち緊張してしまいます。

 ……感想書けていない方、申し訳ありません。感想って途中保存できないし、書いたり消したりしているうちに、わけがわからなくなったんです……。え?! エディタでまとめて下書きすればよかった? そんな方法もありましたね、今やっと気づきましたよ(遠い目)。今更、感想が来てもビミョウかなっとか、いろいろ気にしちゃうんですよ。さっき書いたんじゃなかったっけ? あれ? 別の方? とかね。そして二回書いちゃった方がもしいたら、大変ごめんなさい……。


 私自身がいろいろ感想をいただいて、思ったのは、

 1、荊軻、意外と知られている。始皇帝暗殺の話は有名だから、あるいはキングダム効果?

 2、アッシュ・リンクス盛大にネタバレ……申し訳ない。万死に値するかもしれん。

 3、宣帝、無名過ぎ。平民から皇帝に、という美味しいネタだと思うのだけど……。

という三点でした。


 十人に入れなかった選外としては、ルパン三世、アルスラーン、もしくはダリューン、そして仮面ライダーウィザードでした。ルパン三世はシリーズや映画によって何となく違うので、どのルパン三世か迷ってしまい、選外に。アルスラーン関係の人は、「皆殺し」の噂に怯えて最終巻を読めていないので……。歴史上の実在人物はもちろん死ぬし、アッシュみたいなキャラは死ネタもしょうがないかなと思うのですが、何となくアルスラーンは功成り名遂げて天寿を全うするのだと信じていたので、衝撃が大きすぎました。ウィザードは魔法陣のCGが空中に出てくるのと、俳優がイケメン揃いで好みでしたが、その意味でランキングの条件的に微妙かなと思い、外しました。


 そして他の皆さまのを読んで思ったことは、……「知らない人多過ぎ」。

 最近の漫画とかアニメとか全然、見てないわー。インプットが20年くらい前で止まってるわ(汗)もうちょっと頑張って勉強しようと思いました。楽しい企画ありがとうございました。



 こんなくだらないのは活動報告に書けよ、という感じですが、何となく眺めていたら、ヒーローランキング、連載中になってる……。

 完結にしてもよかったんですけど、せっかくだから、ヒロイン・ランキングをこそっと投稿して誤魔化そうと思い、駄文を追加している次第です。





 では、ヒロインランキングは一位から行きます。


1位、花村紅緒、はいからさんが通る(大和和紀)、漫画


 小学生の時、かなり年上の従姉が持ってた漫画。同作者の『ヨコハマ物語』や『ニューヨーク小町』も好きでしたが、ヒロインとしては断然、紅緒さん推し。矢絣の着物に海老茶の袴、編み上げブーツで自転車も乗りこなす、大正ロマンの女学生。そして酒乱。許嫁がロシア革命の余波のシベリア出兵で死んだり(本当は生きてた)、政治犯を疑われて投獄され、牢名主様と仲良くなったり、関東大震災に巻き込まれたり……と波乱万丈なのに、紅緒さんがめちゃくちゃ前向きで、そして狂暴で、ザクザク不幸を乗り越えていきます。ロシア貴族とのハーフの帝国軍人の許嫁に、女嫌いで超美形の編集長、幼馴染の歌舞伎役者の女形、満州の馬賊、車引き……とある種の逆ハーなんだけど、逆ハー的あざとさが全くない。でも男キャラが紅緒さんに惹かれていくのが、何と言うか力技で納得させられちゃう。そりゃ、こんな人いたら惚れるよって思える。でも命はいくつあっても、たぶん足りない。日本女性の芯の強さと一途さがあって、でも大和撫子……の対極にある破天荒キャラ。


2位 ナウシカ、風の谷のナウシカ(宮崎駿)、漫画


 ナウシカは断然、漫画版かなと思います。映画もよかったけど、途中で終わってる感じだし。やはり後半の、粘菌に襲われたドルクの地を旅するあたりが真骨頂かなとも思うので。

 最強のスーパーヒロインですよね。最強過ぎてどんな男も釣り合わない。「君は強いから一人でも大丈夫だよね」って彼氏に言われて振られちゃうタイプだと思う。もしくは「僕は君には釣り合わない」って彼氏がいじけて、浮気される感じ。アスベルがもともとヒーローだったぽいけど、ケチャに取られたし。もう、テトか王蟲が人化するしかないんじゃないかな。女性らしくて可愛らしく、母性に溢れている(胸もデカイ)のに、恋愛的には不幸そうなヒロイン。最後、森の人とくっつくらしいけど、正直、上手くいくとは思えない。

 ナウシカと言えば「ナウシカ歌舞伎」。東京に住んでいたら見に行きたかった。宝塚になんないかなー。宝塚なら近いんだけど。……王蟲の大群が宝塚の大階段降りてくるとか、いかにも大海嘯!って感じで滾るんだけど。


3位 やじさん(矢島順子)、やじきた学園道中記(市東亮子)、漫画


 ここまで三人とも、めちゃめちゃ喧嘩に強いヒロイン。……というか、ほとんどヒーロー(笑)。相棒の、インテリでやたら女にモテるキタさんも素敵ですが、やっぱり天真爛漫で姉御肌のやじさんの、オトコ気があって、単純で情に絆されやすいところが好きでした。そしてキタさんと結ばれた、女同士の熱い信頼と友情。ストーリーも豪快で、学園ものなのにノリが時代劇で、上様とか関東番長連合とか「浜のクイーン」とか「奥日光の姫御前」とか忍者みたいな美少年小鉄とか、妙に特撮っぽいところもあり、とにかくコテコテ。時々強烈に読みたくなる、昭和のごった煮。


4位 セイラ・マス 機動戦士ガンダム、アニメ


 セイラさんに説明は不要と思いますが、これは漫画じゃなくて、アニメバージョンを。ジオン・ダイクンの娘でシャアの妹。……ガンダムの中でもとびっきりに生い立ちが複雑で、幼い時代を描いた漫画もよかったのですけど、やっぱり、あの声、あの喋り方あってのセイラさんだよなーと。

 「軟弱もの!」ってカイをビンタしたり、いちいちセリフが厭味っぽいし、セイラさんに限らず、子供向きのアニメであのセリフ回しって、ガンダムの脚本書いた人はどっかおかしいんじゃないかって、ずっと思っていました。途中、Gファイター(だっけ?)に乗ったりするけど、セイラさんにはずっとモニターの中でアムロに呼び掛けてもらいたかった。セイラさんを戦闘機に乗っける必然性あります? 誰か得した人がいるんですかね? 


5位 コールター夫人 (マリサ・コールター)、ライラの冒険シリーズ(フィリップ・プルマン)、小説


 ライラの冒険シリーズの悪役で、野心のためには手段を択ばない、とっても残酷な悪女です。魔女を拷問する時に、平気な顔で指をボキボキ折ったり、子供たちを実験材料にするために攫ったり。怖いのに、しっとりした色気があって、大人の男たちはもちろん子供たちをも魅了してしまう、神秘的な美女。不二子ちゃんをさらに正体不明にしたみたいな(というか、不二子ちゃんは何のかんの言ってルパンの味方だってわかっているからあまり怖くないけれど)ものすごーく怖い美女です。ダイモン(この世界のすべての人が持つ、もう一つの自分である動物)はゴールデン・モンキーで、これがまた超がつく狡猾な猿。上品で美しいけれど、残酷でずるがしこい彼女にピッタリ。でも最後は母親として子供のために……という、善悪を併せ飲むような部分もある、悪役ヒロインというところでしょうか。こんな悪役を造形してみたい。私は心が優しいから残酷なのが書けないので(←え?!)、無理そうだけど。



以上でした。

これは本当に蛇足なのでひっそり上げておきます( ;∀;)

 


 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ