表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我らが強き連邦を~対異界侵攻戦役~  作者: 連邦軍戦史記録課█████中将
第一章 星の祈り作戦
15/33

Ep 1-9 中段作戦 突発事案 Г-1

アスティア連邦軍 現地勢力と接触

協力関係の構築を計画中

4月29日 基底世界時間 8時25分


統合参謀本部 未知領域派遣軍 会議室


バルツァフ上級大将 東方総軍 未知領域派遣軍司令官


ノインハウゼン大将 中央/北方総軍 未知領域派遣軍司令 


トゥハチェフスキー提督 未知領域派遣艦隊 艦隊司令




一通り資料に目を通した後、それを卓上にほおり投げて顔を覆う


「全くもって訳が分からんぞ。なんだよ魔力汚染空間って。なんだよ皇魔殿下って。」


「やはりにわかには信じられんな、バルツァフ君」


「はい、ノインハウゼン司令」


「しかしこれは君が直に聞いた話の報告書であろう。」


「それはそうですが、だからと言って100%もわかるものではありません。とりあえず現段階の最優先事項は各門の位置の共有、大規模戦略基地の建造です、変わりはありません。」


「艦隊司令としては軍港の建造もお願いしたい。大陸に出向くには揚陸艦も必要であるし、海上護衛や輸送の為にもいずれ艦隊は必要になるだろう」


「東方総軍の部隊で海を発見した部隊は未だ存在しない。ノインハウゼン司令の所でもだ。だがまぁそのつもりはある、考慮に入れよう」


「感謝します、閣下。」


バルツァフは少しの間顎を撫でながら、すぐに資料をまとめて席を立った

不知笑に耳打ちして扉に手をかける


「僕は未知領域に向かう。どうせなら直接この目で見た方が早いだろう」


「吉報を期待しているぞ、バルツァフ上級大将」


「ご心配なく」


━━━━━━━━━━━━━━━


同日 未知領域仮定時間 18時02分


連邦軍FOB ИГ-1

突貫工事で掘られた穴に天幕を貼って造られた簡易司令部、その中で各中小隊長が報告を続けている


「防壁の設置は完了しました。プレハブ小屋も80%の設置が終わり、FOB建造の第一段階はまもなく終了します」


「周辺の高台には戦車や重機関銃を配備、戦闘配置で待機中」 


「物資備蓄は逐次投入となっており、特に医療物資が足りません」


「空軍施設はどうだ、完成しそうか?」


「転圧は完了しており、離着陸と簡易整備に必要な設備は一応完成しております。ですが本格的な物にするには材料も機材も足りません」


「何処もそうだ、民間から徴発したものを当てる」


「不足した物資は要請して構わん、だが兵器は一旦僕を通してくれ。それとあの竜に関する事は」


「はい、Д-1は明朝にここを離れ、明日には戻ると言っていました」


「今更なんだが、なんで竜と話せてるんだ。母国語が違うとかいうレベルじゃないだろアレ」


「現時点での説として、門を通った際のあの光が関係している、という物があります」


「調査は?」


「現段階ではFOB建造で手一杯でして、安全が確保され次第調査に移ります」


「了解した、とりあえず基地の防御を固める事に注力しよう」


━━━━━━━━━━━━━━━

未知領域仮定時間 4月30日 09時間31分


現段階でオホートニク戦闘団は中段作戦では最後の増援を受け取り、オホートニク大隊戦闘団となっていた

砲兵中隊1個 高射砲兵中隊1個 戦車中隊2個 機械化歩兵中隊2個 戦闘ヘリ小隊1個の重装備であり、その結果として補給に苦労していた


「異形の軍勢がよもや多種に渡り、数多くをこの地に遣わせられる事、恐れ入る。この軍団は何と申すか」


「オホートニク大隊戦闘団、ここよりは少ないだろうが他の門にも同じような編成の物が送られているはずだよ」


「貴国の軍はこの力を持て余しているのであろう。でなければこの様な大規模派兵は行えぬであろうに」


「いやぁ....そこら辺は軍機かな、いくら手を結ぶ相手とは言え」


「ふむ、軍に忠を尽くすは良い事ぞ、我も配慮が足らんかった、すまなんだ」


「構わないよ、さて本題に入ろう。皇魔殿下とやらは何と?」


『汝が軍兵は迫る敵方4万を下し、門の辺りをその手中に収めた後、皇都へ向い給え。その力を振るい、見事に蛮族連中を討ち滅ぼす事を期待しておるぞ』


「なるほどね、大隊戦闘団のみで敵4万を殲滅しろと......キツイな。うん」


「皇魔殿下もその事は考慮されておる。しかし遺憾な事に、皇魔殿下が直轄の16鬼神は今各方面に出向くか討死なされて、我らに協力できる者は居らん....代わりに」


「君達か、なんか増えてると思ったら....増派か」


「あぁ、昨日に戦竜試験を突破した新米共ではあるが、人間共には絶対的な脅威となり得ようぞ。我らは今より貴殿の隷下、何なりと申し付けを」


「航空戦力、正直喉から手が出る程欲しかった。やって欲しいことは....」


航空優勢確保、近接航空支援、長距離偵察、地形図作成、各前線基地の発見と連絡.......


「敵の動向を知りたい、手持ちの竜は何匹だ?」


「我を合わせ、9匹だ。各々は若く、未熟で、勇気に溢れておる」


「ならばそうだな.....我々の部隊を貸す、この周辺で大軍が駐留できる場所に検討はあるか?」


「うむ、幾らかはある。何を率いればよい?」


「あそこに止まってる、あー.....何だ、機械竜って言えばいいのか?あれを率いて予測される地点を回って欲しい。案内と護衛が欲しいんだよね。ヘリの準備をさせるから直ぐに向かってほしい」


「了承した、3匹連れて向かおう。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ