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我らが強き連邦を~対異界侵攻戦役~  作者: 連邦軍戦史記録課█████中将
第一章 星の祈り作戦
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Ep1-6 中段作戦 未知領域 到達

作戦兵力 歩兵350 AFV40 APC11 その他支援車両多数


状況 非交戦状態 第2種警戒配置

地域の状況 時間不明 草原 晴天

「BMPTは両サイドへ!T-90を中心へ展開!歩兵は降車し全隊全周警戒を厳にせよ!戦闘準備急げ!」


「各車全周警戒!各車最大望遠で見渡せ!」


はじめましてな異界の地は、見渡す限り緩やかな稜線の続く草原だった

それを戦車の砲塔が舐め回すように旋回し、やがて止まる



「前方200から2000に敵影見当たらず」


「了解、各隊長機器の状態知らせ」


「第1機甲小隊長、FCSに異常ありません。ですが方位磁針と各種マップが機能しません。衛星に関連する全機能がそうです。」


「第2機甲小隊、同じく方位磁針とその他衛星関連の機能が全滅、長中距離無線通信が機能していません」


残りの小隊からも同じ返事がくる


「クソ、とりあえず防御縦深を確保する。短距離無線通信を確保しつつ..........門の右から後方にかけて広がる森はいい、門の左前方に対して500m前進せよ。そこを超えた時点で、最も高い地点で停止、防御陣地を構築せよ。工兵小隊は任務に当たれ」


Да Команд(了解 指揮官殿)ир』


━━━━━━━━━━━━━━━


時はすぎて、いや40分位なんだが

まぁそんな頃、大佐は車両を降りて各員に直接指示を出していた


「偵察気球、展開完了。40km先からでも見えます」


「ご苦労、休憩を渡してやりたいがそんな事が出来るほど余裕があるとは思えない。早速だが簡易的なヘリポートを作って欲しい。期限は1時間、A3型を2つでいい」


「了解しました。すぐにかかります」


工兵が下がり、自らは次に機械化歩兵の所へ向かう


「第4機械化小隊は2個分隊を用いて周辺を捜索せよ、道を見つけたら待ち伏せし、何かが来たら捕らえろ。民間人だろうが軍人だろうが構わん、ひっ捕らえて連れて来い。部隊編成は任せるがAFVは出せて1両ずつだ 」


「残存戦力は門後方と森の警備に、手持ちのAFVの配置は1歩引かせろ」


「了解しました、すぐさま行動します」


次、他の戦車から離れた所に停車して手の込んだ偽装を施されているT-90M2Kに駆け寄る

実はこの40分に有線敷設を完了させており、報告がてら試験通信を行う事とした


《オホートニクよりイグージナCP。我無事に未知領域へ進出せり》


《こちらイグージナCP 偉大な1歩を賞賛する。状況を知らせ》


《中隊は現在、門から前方500mに展開。周囲に敵影はないですが、衛星関連の機能が全滅。長距離侵攻は不可能です》


《了解、こちらは現在増援の第1梯団を形成中、翌0700にそちらへ向かう。》


《了解、地点防御並びに陣地構築に務める。編入を要請した第8戦闘ヘリ小隊はいつ頃到着するか》


《第8小隊はまもなく門に突入する。到着は10分後だ》


《オホートニク了解、通信終わり》


━━━━━━━━━━━━━━━


同日 1330 未知領域 橋頭堡『ИГ』


ようやく到着したMi-28NMが発進準備を整えて行く工程を見ながら脳内で戦術計画を練る

敵はおそらく近くにいるだろう、しかしこの脆弱な橋頭堡を叩き潰しにこない


「ローター展開急げ!増槽を2番3番パイロンに搭載!1番はVikhrだ!燃料補給急げ!」


それは恐らく、兵力がこちらより劣っているから

もしくは私達がこの地に入り込んだのを察知していないからだ


「30mmのベルトは徹甲焼夷弾だ!おい!衛星関連は全てリセットしろ!4番パイロンは偵察用ポッドを括り付けるんだ!出撃まで40分しかないぞ!」


数少ない情報から見るに相手は良くて中世後期の蛮族、情報の伝達には大きなタイムラグが生まれる、それならば.....


「チャフフレアは2:1だ!Vitebskをチェックしろ!」


ところでどうして戦闘ヘリを引っ張り出したのかと言えば、航空写真の撮影である

本来はSu-35やSu-24に偵察ポットと写真撮影ポッドを括り付けて飛ばすんだが、そんな物を飛ばせる滑走路はこの未知領域のどこにも存在しない

なのでヘリコに括り付けて航空写真を撮らせよう、と言うのだ


「とりあえず、半径4kmの航空写真が欲しい。日没までに周辺の仮想立体地図を作成出来るくらいにデータが集まるのが最良だが、無理はするなよ、異界の空だ」


「大丈夫です大佐、ドラゴンだのオーガだのが出てきても30mmでミンチにしてやります!」


「頼もしいな!頼んだぞ!」


機体から離れ、徐々に大きくなるエンジンの音を耳に入る

ダウンフォースで土煙を撒きながら離陸したハヴォックを眼前に、戦術計画に結論を導き出す


「よし、叩き潰そう」


『中隊指揮官より全隊へ、我々は航空偵察の情報を受け取り次第、支配地域を拡大する。最優先目標は情報収集とするが、場合によっては敵の撃破を最優先として事に当たる。行動開始は...未知領域の日の出とする。通信終わり』


「副官、この内容を統合参謀本部に伝えろ」


「了解しました、中隊指揮官殿」


まぁなんとでも言い訳出来る

敵進出点の撃滅だとか、敵の攻勢に対して反転攻勢をしかけたら撃破してしまったとか

そもそも軍部は和平をする気が無いようなので、ちょっとボコボコにしても許してくれるだろう

A3型ヘリポート Mi-24/28またはKa-52ヘリ1機を離着陸、整備できるヘリポートの簡易型

四方に土をならして鉄板敷き詰めておわり!なレベルで簡易化されている

ブルドーザーさえあれば10~15分でおわる

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