ちょっと笑ったクレーム
これは食品スーパー時代の話。
夏でした。お昼休みでした。
のんびりお弁当食べてました。
不意に電話のベルが鳴り、御局様(食品部門のチーフだった)が電話を取りました。
「はい、はい」何事か、返します。
無事に収まったのか?
「失礼致します」と切電しました。
そうして、言ったのです。
「いまの人さ…そうめんが〈揖保乃糸〉みたいに茹で上がらないって、クレームだったんだけど…買ってるの、特売のそうめんなのよね…」
〈揖保乃糸〉。はい、非常に有名なそうめんですね。少々お高いですね。
対して、電話をかけてきた方が購入したのは400g98円(税込)のもの…。いや、〈揖保乃糸〉と同じクオリティ、求めちゃ駄目でしょ…。
不謹慎ですが、心の中で笑ってしまいました。
もうひとつ。惣菜にある日、クレームが。お客様曰く「たこ焼きに、たんぽぽの綿毛が入ってた!」
私達は騒然となりました。そんなもの、どうして混入した!?です。
ところが。
店長が謝罪にお客様のお宅に伺った際、見てしまったそうです。
そのお宅の庭は雑草だらけで、たんぽぽの綿毛がふよふよ、宙を漂っていた、と。
店長「うちで混入したんじゃないかもしれない…」と語っていました。
異物混入は駄目、絶対、ですが、この件に関しては、ちょっとだけ「本当にこっちの責任?」と思ってしまいました。
思い起こせば、愉快な側面もある職場でした。