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第四回熟成生ハムと飴玉猥談バトル


 クレイジーボアの後ろ足の肉はとろけるような脂とまぁそこそこな感じの赤身の肉が合わさり、非常に美味い。前足は微妙。

 レゴールではチャージディアの素材が高価で重宝されているが、俺からすると肉はボアの方がずっと良いと思っている。


 が、秋はジビエが森から生えてくる季節なので食べ飽きてしまう。

 いや美味いんだけどね。食いすぎてると限界は来ちゃうわけよどうしても。


 だから俺は、常に新しい食べ方を求めている。

 いいや、いっそのこと新しくなくとも構わない。美味いとわかっている調理ができればそれで良いんだ。


 そのためなら俺の頭くらい、いくらでも下げてやるよ。


「マーゴットさん……この後ろ足の肉で生ハムを作って下さいッ!」

「嫌だね!!!」


 しかし下げた頭が効力を発揮するとは限らない。

 相手が捻くれきった婆さんなら尚の事だ。この偏屈婆さんめ。


「……なぁ頼むよマーゴットさん。バロアの森でせっかく良いサイズのボアの足を手に入れたんだ。新鮮だし傷もない。一番美味い時期だろ? こいつで生ハムを作れば絶対美味くなるんだって」

「サングレールの血が混じった男にくれてやる生ハムはないよ!」

「おいおい何も俺はタダでやってくれとは言ってねえよ。ちゃんと金は払うしさ。もちろん倍額、いや三倍は払っても良い。それで作ってみてくれって。な?」

「うるさいねえモングレル! 何度も言ってるだろう! 私は気に入らん奴に物は売らないよ!」

「俺の何が気に入らないって言うんだマーゴットさん!」

「若者の面被ったジジイみたいなとこがだよ! あんたが喋ってるの聞いてると死んだ旦那を思い出すよ全く! ああ嫌だ嫌だ!」


 こ、ここここのババア~……言わせておけば好き勝手よぉ……。

 確かに俺の精神年齢は肉体の倍はいってるかもしれねえけどよぉ……あんたのは別に俺の本質を突いてるとかそういうのじゃなくて全般的に色々な人に対して口が悪いから言ってるやつだろうがよぉ!


「あーあー、言うだけ損したぜ! 肉を売らねえ肉屋なんて聞いたことねえよ!」

「さっさと帰りな若作りジジイ!」

「ジジイじゃねえまだ30だクソババア!」

「私だってまだピチピチの66だよ!」


 十分ご高齢じゃねーかよ!

 畜生、婆さんと言い合いしてても無駄なだけだ。クレイジーボアの脚肉が腐る前にさっさとどうにかしないとな……。


「お~いマーゴット婆さん! 来たぜぇ~!」


 なんて出口に向かおうとしていると、入れ違うようにチャックが入ってきた。

 紙袋を抱えて入店したが、はて。何を買うつもりなんだか。


「おやぁチャックじゃないかぁー。よく来たねぇ」

「おう来たぜ~、ほらこれ前言ってたピクルス。マーゴット婆さんはこの酸味が良いんだったよなァ~?」

「あらぁ! ありがとうねぇチャック! そうなのよぉあの店の作るピクルスが一番なのよぉ!」


 あれぇ? なんかチャックに対するマーゴット婆さんの反応が俺と全然違わなぁい?


「そうだチャック! この生ハム持っていきなさいよほら!」

「え~? 俺はマーゴット婆さんの作ったハーブ入りウインナーを買いに来ただけだぜぇ~?」

「良いんだよぉほら! こっちの持ってきな! ウインナーはこっちね! 代金はこれ貰っとくよ!」

「おいおい本当にウインナーだけの金で良いのかよぉ? じゃあまぁありがたくもらってくぜぇ! ありがとなマーゴット婆さん!」

「また来るんだよぉ!」


 うんうん。

 婆さんとな。孫のな。そういう心温まるやり取りって感じがしていいよな。


「お? なんだァ、モングレルじゃねェか……どうした?」


 けど今俺の前でそんなハートフルストーリーを見せられちまったらよ……。


「ギルドへ行こうぜ……久々に……キレちまったよ……」

「……ぁあ?」


 許せねえよなぁ……!




「よく聞けお前ら! ここにいるチャックは俺の目の前でマーゴット婆さんの熟成生ハムを丸々一本譲ってもらった! どう思う!?」


 ギルドにやってきた俺は吠えた。片手にボアの生肉を手にしたままである。

 チャックは生ハム持ってるのに……どうして俺だけただの生肉だってんだ……!


「……ほーん」

「チャックだしなぁ」

「良かったね、とかそういうあれか?」

「運がいいですね……とかですか?」

「っス」


 しかし俺の主張は通じていない。


「どいつもこいつも道徳的優位に立ちやがって! 俺の聞き方が悪かったぜ! いや言いたいことは概ねそのままだわ! 俺はチャックが憎い!」

「おいおいモングレルよォ……さっきから言わせておけば嫉妬かよォ。俺がマーゴット婆さんから生ハム貰ったことに妬いてんのかぁ?」

「グギギギ……俺と……俺とお前で何が違うってんだ……!」

「知らねェよ。なんかマーゴット婆さんに気に入られてンだ」


 この天然シニアキラーめ……!

 今度チャックを経由して頼めば生ハム作ってくれたりしねえかな……?

 いやそういう思惑はともかくとして、今はチャックが憎い!


「勝負しろ、チャック! 俺と勝負して……俺が買ったらその生ハムを3切れよこせ!」

「なんで俺がモングレルにやらなきゃいけねェんだよぉ~! 俺だけが損する勝負じゃねえかよォそれェ~!」

「えー、じゃあチャックが勝ったらこれやるよ、はい。ケンさんのお店のハーブ味の飴。結構美味しい」

「うーん……」

「3個」

「……じゃあ勝負すっかァ!? せっかくマーゴット婆さんから熟成生ハムもらっちまったことだしなァー!?」


 チャックが生ハム原木を掲げると、ギルド内はにわかに活気づいた。

 美味いことで有名なマーゴット婆さんの生ハムだ。それと酒を一緒にいただけるのであればギルド内がざわつくのも無理はない。


「久々にやるのかぁ!?」

「始めるのか、チャック! モングレル!」

「俺を主催者に巻き込むな!」

「今回は紛れもなくテメェも主催者だろうが!」

「どうだって良いぜェ! 第四回熟成生ハム猥談バトルの……始まりだァアアアアッ!」

「ヒャッホォオオオオオウ!」

「夏やらなかったから秋もやらないと思ってたぜぇえええッ!」

「バリバリダー!」

「誰だ今の!」


 今年の秋はサングレールの侵攻やら色々あったが、どうにか無事に猥談バトルが始まった……!


「――ふむ、ならば二人とも……合意とみて宜しいな?」

「ディックバルトさん!?」

「一体どこから現れたんだ!?」

「ディックバルトさんはいやらしい話をするとどこからともなく現れるからな……!」

「――審判はこの俺、ディックバルトが務めさせてもらう……。半年に渡って溜めに溜めた白く熱い想い、今日こそこの戦いで吐き出すと良い――!」


 審判役は安定のディックバルトだ。というよりこいつがいないと猥談バトルが成立しないような気がする。いてくれてよかったわ。


「ヒャッハー! チャックが出るまでもねぇ! 一番槍は俺が貰ったァ!」

「おっと! てめぇの相手は俺だぜぇ!」


 で、いざバトルが開幕すると俺とチャックをよそに集まって勝手にマッチングするチャレンジャーたち。いや別に賑やかなのは良いけどさ。そのスケベバトルに対する旺盛な戦闘意欲は毎度のこと何なんだろうな?

 こっちとしてもギルドに来たからには一杯エールを飲んでおきたかったから良いんだけどさ……。


「またスケベっスか、モングレル先輩」

「しょうがねーだろライナ、マーゴット婆さんが俺に生ハム売ってくれなかったんだよ」

「……あ、マーゴットさんって前にも言ってた人だっけ?」

「ああ。気に入った奴にしか肉を売らねえんだ。頭も下げたってのによぉ。俺には売らずにチャックにはタダだぜ? 奪いたくなる気持ちも解るだろ?」

「いや別に奪う程ではないと思うんスけど……」

「あはは……」


 ひとまずライナとウルリカのいるテーブルにつき、エールを飲む。

 猥談バトルが繰り広げられている酒場の中央では、敗北者が吹っ飛ばされたり勝者が生ハムを額に巻いて踊り始めたりと、なかなかIQの低い光景が繰り広げられている。

 あいつらこんなノリで戦争生き残ったんだからわけわかんねえよな。


「ライナ達も生ハムいるか? 俺が勝ったら持ってきてやるぞ」

「マジっスか。いただきたいっス」

「えー……私はいいよ、うん。モングレルさんが勝負して、好きに食べたら良いんじゃない?」


 欲しがるのは飲兵衛のライナだけか。ウルリカはあまり酒は飲まないんだな。


「ウルリカ先輩が食べないなら私に……」

「いや公平に俺が食う」

「えーっ!」

「これでも俺はいろいろなものを犠牲にして戦いに臨んでいるんでな……嫌なら自分でスケベバトルに参加することだな、ライナ」

「いや……私そんなスケベなんてわからないっス……」


 ライナが落ち込んでいる。

 良いんだよライナ、そのままで。なんならずっとそんな感じでいたら良い。生ハムを得る代償があまりにもでかすぎるしな。


「ていうかモングレル先輩、そういうの私とかウルリカ先輩みたいな、スケベに詳しくない人に言うのよくないっスよ。変態っぽいっス」

「えっ、あ、うんそうだね……」

「“アルテミス”所属の連中はお硬いねぇ。まぁ俺もセクハラしたいわけじゃないから良いんだが」

「セクハ……?」


 なんてこと言ってる間にまた一人吹っ飛ばされ、一つの勝負が決着した。

 勝者には栄光と三枚の生ハムが与えられ、敗者には屈辱と生ハム一枚だけが与えられる……まぁ勝っても負けても貰えるあたり良心的なバトルだよな。


「さぁ次はいよいよ俺たちだぜェモングレル! 来いよ! “アルテミス”の子と楽しんでねぇでかかってきやがれ!」

「良いだろう……今回もまたお前にトドメを刺してやるぜ、チャック……!」


 景気づけにエール一杯を飲み干し、前に出る。

 対戦相手のチャックとは全戦全勝。正直負ける気はしない……だが、当の全敗中のチャックは笑っていた。


「ククク……モングレルさんよぉ。俺はなにも無為にこの半年を過ごしてきたわけじゃねェ……お前に勝つ必勝のスケベ知識を身につけて来たんだぜェ~……!」

「ほう……? そいつは楽しみだな……良いぜ、今回も先攻はくれてやる。後からお前を叩き潰すその時が楽しみだ」

「後悔させてやるぜぇ! まずは俺のターン!」


 チャックがまたドンとテーブルの上に乗った。行儀悪いぞ!


「良く聞きやがれェ!……“新しい娼館である「砂漠の美女亭」の女の子たちは……全員が連合国出身! 寝る前の踊りもなんかエッチで良い!”」

「――むぅッ! これはッ!」


 新店舗情報だと!? しかも連合国の!?

 しかもダンス有りって……なんか高級そうな店じゃねえか……。


「まだまだァッ! “しかもただのダンスじゃなく……踊っている最中に硬貨を投げれば、脱いでくれる”!」

「――有効ッ!」

「出たぞ! ディックバルトさんの有効判定だ!」

「新店舗情報……しかも型は“高級店”。まともに入ったな……」

「いくらスケベ伝道師の寵愛を受けたモングレルでもこれは分が悪いな……」


 オイ待て。スケベ伝道師の寵愛ってなんだよ。

 スケベ伝道師は普遍的存在だぞ。個人を寵愛するものではない。いやそうではなくて。


「へへへ……徴兵の臨時収入を突っ込んで行った新店舗の情報だァ~……! 男のスケベ情報しか知らないモングレル、テメェには太刀打ちできねえだろう……!」


 ヘラヘラと笑うチャック。随分と余裕そうだな。

 ……ああ、知らないのか、こいつ。


「あのなチャック。俺はな……“男以外のスケベ情報も知ってるんだぜ”?」

「なッ……!」

「モングレルあいつ、男以外も!?」

「馬鹿な……! 今までそんなデータは少しも……!」


 なんか知らないが今までの流れで男のスケベ情報を出してただけであってな……。

 女だったり男女共通だったりの知識だって取り揃えてるんだぜ、こっちはよ。


「う、嘘だ……そんなはずが……!」

「無力を知れ……“男のものを咥えていると、当たりどころによっては咥えた本人も快感を得られる”」

「なっ、なにぃいいいッ!?」

「馬鹿な、咥えるだけでだと!?」

「ディックバルトさん、判定は……!?」

「……――有効!」

「ぐふッ……!」

「決まったぁあああああッ!」


 チャックがよろけた。ふん、一発KOとはいかなかったか。

 伊達にこの半年、死線をくぐり抜けてきたわけじゃねえってことかよ。


 だったら。


「こっちも追加攻撃だ……!」

「な、に……!?」

「“快感を発生させているのは口の中の上あごのざらついた部分”だ……修練を積んだやつは、そこで“イける”!」

「……」

「……」

「……」

「オイお前ら黙るんじゃねえよ! 舌で口の中確認するな気持ち悪い! 家でやれ!」

「はははははぁ? 確認してねえし!」

「誰が上顎のざらつきを調べてたって証拠だよ」

「そーだよ!」

「あれ? 今の誰だ?」


 全く気色悪い奴らめ。……さて。


「さあディックバルト、審判を下してくれ。それが……チャックへの優しさってもんだぜ」

「は、は、はっ……! そんな、そんなッ……!」

「――ぬぅッ……! ――勝者、モングレルッ!」

「馬鹿なぁあああああッ!?」


 チャックは5メートルほど吹っ飛び、椅子を巻き込んで床に倒れ伏した。

 ……ま、今回は僅差といったところか。強くなったじゃねえか、チャック。俺もちょっとは気になったぜ。“砂漠の美女亭”……。


「――口内の性感帯はまぐわいやムード作りにおける重要なポイント……男女問わず、この感度を鍛えることは行為全体の満足度を引き上げる――! 接吻だけでなく、咥えることでも発揮する点は非常に素晴らしいッ!」

「へ、へー……咥えるだけで……」

「マ、マジかよ!」

「……」

「……」

「……」

「だからてめぇら口の中確かめるなって!」


 ちょくちょく皆が神妙な顔で黙るのがキショい。

 頼むから家でやってくれマジで。


「――しかしこれは男女共通の性感帯でもある……あるいはモングレルよ、お前もまた俺と同じ――?」

「いや俺は通りすがりのスケベ伝道師から聞いた」

「はい出ましたスケベ伝道師!」

「だから誰なんだよスケベ伝道師!」

「みんな王都まで探してるのに見つからねえぞ!」

「俺が知るかよ。生きてりゃそのうち会えるんじゃねえのか。……まぁいい、こっちの生ハムは約束通り3切れ、もらっていくぜ」


 床の上で伸びているチャックにハーブ味の飴玉を一個投げてやり、俺はライナたちのいる席に戻るのだった。




「先輩あざっス!」

「おう、一枚だけどな、食え食え。ウルリカはいらないんだったか? 本当に良いのか?」

「……」

「ウルリカ? どうした黙って」

「え? ええああいやなんでもないっ。私はいらないよ、二人で食べて」

「そうか。じゃあかわりにこっちのハーブ味の飴やるよ」

「あ……う、うんありがとう、いただくねー」


 そう言って、ウルリカは飴を口の中に入れて静かに味わうのだった。


「飴ってお酒進むんスかねぇ」

「意外と進むらしいぞ。特にウイスキーなんかは合うらしい」

「マジっスか。ちょっと試してみたいっスねぇ……」

「まぁ俺は肉が一番だと思ってるけどな」


 今日はマーゴット婆さんに生ハムを作ってもらうことには失敗したが、なんとか一食分の生ハムは確保できた。

 まぁしかし、たくさん食べても飽きるものだし……美味いものを楽しんで食う分には、このくらいの慎ましい量が丁度良いのかもしれないな。



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― 新着の感想 ―
女性ってなのは幾つになっても心は「少女」なんだよ。 愛した旦那に似てれば、そりゃあツンケンするのも仕方が無いさ。
まぁ長年戦やってる隣国とか理屈じゃない因縁があるのはしゃーない マーゴット婆さんにも亡くなったご主人との間に子供がいたかもしれないし、 その子がサングレールとの戦に巻き込まれて命を落としたことがあった…
普通に生ハムを分けてくれって頼めばチャックなら分けてくれただろうに それはそれとして面白い!
2025/03/01 10:27 名無しのギルドマン
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