八尻大蛇と須佐之男掘藻命
明けましておめでとうございます!
男漁りが過ぎて高天原を追放された須佐之男掘藻命は、ドブ川の上流に降り立ち、俗世の男を漁るために、ハッテン場を見て回わろうとしていた。しかし、川上からドンブラコと箸が流れてきた為気になり、川を上ると美しい娘と老夫婦がおいおいと泣いていた。その夫婦は名も無き翁と婆であり、娘は櫛名田比売と言った。
夫婦の娘は8人も居たが、年に一度どっかから八尻大蛇という8つの頭と8つの尻を持った巨大な怪物がやって来て娘をケツへ射れてしまう。今年も八尻大蛇の来る時期が近付いたため、最後に残った末娘の櫛名田比売も射れられてしまうと泣いていたようなのである。
須佐之男掘藻命は櫛名田比売との偽装結婚を条件に、八尻大蛇退治を請け負った。須佐之男命はイベント時に移動魔法を唱えると現れる不思議な力で櫛名田比売の形を変えて櫛にして自分の汚い髪に挿した。そして八尻大蛇がやってくると、尻比べを始めた。
「このダイナマイトがケツに射れられるか!?」
八尻大蛇は須佐之男掘藻命からダイナマイトを取り上げると、ひょいとケツに造作も無く挿し込んでしまった。
「一つなら容易かろうぞ。幸い貴殿には八つの尻がある。全てにダイナマイトを射れてみよ!!」
八尻大蛇は鼻息を一つ鳴らすと、全てのダイナマイトを尻へと挿してしまいました。
須佐之男掘藻命は躊躇いも無くダイナマイトに火を点けた!
ダイナマイトは次々と八尻大蛇のケツを吹き飛ばし、八尻大蛇は何処かへと逃げてしまった。
須佐之男掘藻命は八尻大蛇が逃げ出す時にケツから飛び出た剣を、尻叢雲剣と名付け、天照大御神のケツに大事に刺したそうです。