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ティファの朝は忙しい

プチハプニングも本人達にしてみたら命懸け。

「うーーーん!よく寝ましたぁ!」


皆様おはようございます。

現在早朝の五時です!私の起床はいつもこの時間なのです!まだ皆さんが眠っている日の出前から私の一日は始まります!!


「今日も晴れそうですねぇ」


朝起きて着替えたら最近日課になった朝のジョギングを始めます!


実は大人数の料理を作るようになってからもう少し体力をつけないといけないと思いまして!最近は意識的に筋トレやジョギングを生活の中に取り入れてます!


お陰で毎日絶好調!!今日も私の頭の中には沢山の料理のレシピやアイデアが湧き上がってきます!むふふ!


「ふあーーー!いい汗かきましたぁ!」


運動したらちゃんと汚れと汗を洗い流しますよ?

最近は指摘されなくなりましたが、やはり、清潔感はとても大事!!服も2種類から4種類のローテーションに変えました!アイラさんが仰ってた様に確かに気分が変わって良いですね?


さぁ皆さんが起きる前にパパッと着替えてしまいましょ・・・・・・


ガラッ!


「ん?」


「・・・・・・・さぁせん・・・」


ピシャン!


・・・私とした事が。お風呂場の鍵を閉め忘れてました。


あ、でも大丈夫ですよ?ギリギリセーフ!下着は着てましたから!!でもこんな早くからお風呂を使う方が私以外にいたのですね?次から気を付けねばなりません!


さて、朝の運動が終わりましたら朝ご飯の支度と昼ご飯の下ごしらえを始めますよ?


昨日大量に茹でたジャガイモに魚の卵を塩漬けした物をまぜて炒めた厚切りベーコン達を加えます!そして大きな鉄板にそれを入れていき、その上からホワイトソースとチーズを上からかけてオーブンへ投入!!表面が焼けたらお手軽グラタンの完成です!!


スープはあっさりとトマトと卵スープです!勿論野菜もたっぷり入ってますよ?栄養バランスも一応考えてます!私は出来る子!!


サラダはハーブとアスパラ、レタス、玉ねぎ、細切りにした人参とコーンを私が作った特製ドレッシングで混ぜ合わせます!


あとは数種類のパンをお好きなだけお選び下さい!

あ?パンにチーズ乗せますか?


「ふぁーーーー!おはよぉう!んーーー!いい匂い・・・・今日もすでに美味しそう」


「ハイトさん今日も一番乗りですね?飲み物はホットミルクにします?」


「うん、ありがとうティファ。配膳は自分でやるから大丈夫だよ?」


ここの方達。自主的に動いてくれるのでとても助かります!しかも後片付けも手伝ってくれるんですよ?前の国では考えられませんでした。ここの国の人ってとっても優しいんですよね?感心します!!


「あ!新作?ジャガイモが中に入ってるんだね?美味しそう!」


「はい!ここの国、マカロニがないので・・・ボリュームを出すためにジャガイモで、代用しました!!出来立てですので熱いうちに食べて下さいね?」


ハイトさんは良いですよね。


ハイトさんって味覚が凄く優れていると思うのです!

細かい味の違いが分かるというか、最近は入っている香辛料を当てたりするんですよ?凄くないですか?騎士業首になったら私と一緒に料理人目指しませんかね?向いてると思うのですが?


「うわーーー相変わらず早いなぁハイト。流石食の変人」


「あ!フィクスさん!おはようございます!」


いえいえ?

フィクスさんも十分早いと思いますよ?

あ、でも仕事前に鍛錬するからですかね?

でも、最近になってから早起きになりましたよね?

前は結構ギリギリに起きて来たのに・・・。


「フィクスさんは紅茶ですよね?今入れますね?」


「・・・・うん。ありがとうティファ」


ん?何ですか?そんなジッと見なくても毒など入れませんってば!私に危害を加えないってわかりましたから!ちゃんと今は信用してます!!キリリッ!


「あーーー体あったまるなぁ!最高」


お?今日のスープも上手くいったみたいです!

暖かくなって来たとはいえ、まだ朝は冷えますからね?

ん?そういえば・・・・。


「あれ?マッジンさん見ませんでしたか?もう起きている筈なんですけど・・・」


「え?そうなの?ああ、アイツ確かに朝早いよな」


「食堂にはまだ来ないんじゃない?鍛錬して汗を流して来るから」


あ。やっぱりですか?

先程のこと謝りたかったのですが。

しょうがないですね。後にするとしましょう。


そうこうしているうちに皆さん次々と起きて来ました!!


「おはよー!お?美味そー!」


「ティファ!あったかいお茶ある?」


「俺パンにチーズ乗せよーと」


うんうん!皆さん思い思いの楽しみ方で食べてらっしゃいます!良いですねぇやはりご飯は楽しんで食べなければいけませんよ?あ!


「おはようございます!」


「お、おはよう。あのさ、ティファさん。今朝の事だけど・・」


「本当にすみませんでした。まさかあんな早朝に使う方が他にいると思わなくて、鍵もかけ忘れてしまい、ご不快な思いをさせてしまったのでは?」


「ーーーーーっいや!何でティファが謝っちゃうの?そこは寧ろ怒って欲しかったな俺。俺もちゃんと確認しなかったから・・・本当、ごめん」


ん?何でしょうか?微妙な顔をしてますね?別にマッジンさんは悪くないと思いますが?


「そ、それで。その事誰にも言わないでくれる?特に、ギャドとフィクスには。俺多分バレたら殺される・・・」


あはははは!そんな馬鹿な!ん?まてよ?もしやこちらの騎士団ではそう言う規則があるのですか?女性の肌を見たら即罰則とか?それは中々厳しいですね?分かりました!


「はい。私も悪いですし二人だけの秘密で!」


「有難うティファ。・・・(ホッ)」


それにしてもマッジンさん朝から鍛錬とは真面目ですね?

私なんて騎士時代何もしませんでしたよ?

全くやる気、なかったので。不良騎士でしたよ私。やさぐれてました!今となっては懐かしいですねぇ?


「どちらにも物理的に締め上げられなくて良かった・・」


ん?何か言いましたか?マッジンさん?

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