表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/145

ティファ敵国に捕まる☆

皆さんこんにちは!

私はティファ!もうすぐ18歳!

職業は某国の騎士などを務めてます!


性別は女ですが、これでも意外と強いんですよ?

副業のつもりで兵士になったんですけど、何故か気付いたら最強騎士って呼ばれてました。


おかしいなー?特別何かした訳ではなかったんですけどね?ちょっとしたお金稼ぎのつもりだったんです。はい。出来心でした。完全に舐めてました。きっと私の事が目障りだったんですね?見事に仲間に騙されて敵国に捕らえられてしまいました。


私の目の前で敵国の皇帝様が、今まさに私を断罪しようと睨んでいますね。そうです。人生最大の大ピンチってヤツです。

コレあれですよ、首をチョンって切られちゃうんですよね?やだな〜痛いの。一瞬で終わらせて欲しいなぁ〜。


「それで?仲間に裏切られて引き渡されて来たわけか?」


「はい。そうですね?」


さっきも同じ事言ったんですけど忘れちゃったんですか?

ボケるには早いと思いますよ?貴方まだ若いですよね?

何やら向こうでボソボソと耳打ちしていますが、あれですか?どうやって私を処罰するのかの相談ですか?そんなにバリエーションがあるんですか?あるなら選ばせてくれないでしょうか?


「全く。困ったものだな・・・ティファ。お前は少し前、我が国の魔術師を助けただろう?」


ん?この国の魔術師?そんな人助けましたっけ?


「道で倒れているところにお前が通りかかり、彼を助けたと聞き及んでいる」


「ああ?腹ペコで行き倒れてた人ですね?思い出しました」


んん?何でしょう。その微妙な顔は。あまりジロジロ見ないで欲しいですよね?うら若き乙女ですよ一応。


「本来なら敵国の騎士は投獄、もしくは処罰を下すのだが、お前は少し事情が違う。お前、まだ私の首を狙うつもりがあるのか?」


えー?いやいや、私だって好き好んでこんな事してるわけじゃないんですよ?仕事だから!お金が欲しいからやってただけですよ?


「いやぁ、正直言いますと私的には貴方の首はどうでもいいと申しますか。生きていく為に仕方なくというか・・」


お金が欲しいので貴方の首狙ってました!テヘ!とは流石に私も言えないですねぇ。どうしよう。


「だろうな。では、暫くお前は監視付きのもと我が国で暮らしてもらう。この国から勝手に出る事は許さない」


ん?んんん?


「あ、あの〜。それってここで生活していいって事でしょうか?」


「そうだ。お前の身元引き受け人は決まっている。ギャド!」


「うぇーい!」


奥から随分体の大きいムキムキマッチョの男性がやって来ました。あれ?でも、この人鎧着てませんね?兵士ではないのでしょうか?


「お前達の宿舎、身の回りの世話をする者が居なくて困っていただろう?この者をそこで使え」


あら?私やっぱり強制労働とかさせられちゃうのですか?宿舎って言ってたから男性ばかりですよね?まぁ、それはいいとして、これだけは確認しておかなくちゃ!



「あの?一つご質問が」


「何だ、申してみよ」


皆んなの視線が痛いですが私負けません!!だって、だって!


「その仕事。日給おいくらほど貰えるのでしょうか?」


お金、大事ですから!!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ