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モリモリ亭

7話目です。

冒険者ギルドで登録も終わったし、やっとメシが食べられるよ。

ゼニーのおかげでお金の心配もないしな。


「ここですよ。」


お店はなかなかの繁盛店だった。

店内は人で溢れている。


冒険者に人気のある店だということはよくわかった。


お客さんがみんなゴツい男ばかりだ・・・。


なんかこう見てるだけで暑苦しい光景だ。


「では入りましょうか。」


「は、はい・・・。」


俺は促されるまま店内に入り、空いている席についた。


「メニューはあちらの壁に書いてるのがそうですよ。 ちなみにここのオススメは『漢は黙って肉だろステーキ』ですね。 なかなか食べ応えありますよ。 私はそこまで食べるほうではないので、辛口肉スープとパンでも貰いますかね。」


『漢は黙って肉だろステーキ』とか気になるな。 そしてネーミングセンスが斬新すぎる。


「じゃあ俺はその『漢は黙って肉だろステーキ』をお願いします。』


「わかりました。 すいません! 『辛口肉スープ』と『漢は黙って肉だろステーキ』とパンを2つ下さい。」


厨房から威勢のいい「はいよー!」と返事が聞こえてくる。


「それでは料理が来るまで通貨などの説明をしましょうか。まずは通貨には銅貨、銀貨、金貨、白金貨、真金貨がございます。銅貨10枚で銀貨1枚の価値、銀貨10枚で金貨1枚の価値、金貨10枚で白金貨1枚、白金貨10枚で真金貨1枚の価値がございます。 お店で食事をする場合ですとだいたいですが銅貨2〜5枚ほどですかね。 宿ですと安宿ですと銅貨6〜9枚ほどでしょうか。」


なるほど。 あんまし日本の円で換算しないほうがいいか。わけわかんなくなりそうだし。


あれ? そうすると城から貰ったお金ってあんまり貰えてないんじゃないか! あの国王と大臣ケチりやがったな!!


「どうしました! 怖い顔されてますが私なんか気に触ること言いましたか?」


「あ、いえ、なんでもないですよ、ハハハ・・・。」


あの国王と大臣に会うときがあったら絶対ブッ飛ばす!





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