入学式!
こんにちは、気が向いたら投稿レベルですので、放置とか...
まぁ、頑張って書いていきますので、よろしくお願いします
4月...俺は今日から高校生だ!
と言っても、特に何か変わる事があるかと言われれば、ないんだけどな...
内は中学と高校が一貫制だから、高校から入ってくる奴ら以外は大体顔くらいは知ってる。
「可愛い子入ってくるかなぁ〜」
などと考えていると
「やなぁ〜、まぁ、どこまでいっても目の保養にしかならんけどね」
横で一緒に登校している明石 一夜が話掛けてくる。
こいつは幼稚園からの幼馴染ってやつだ、何故か方向を間違ってロリコンの道に走っている...まぁ、キャラ作り程度だからあんまり心配はいらない。
「おいおい、希望を捨てるのは早いぞ、可能性だってゼロじゃないんだから」
「いや、そんな死んだ魚のような目で言われても...」
まぁ良い、見えてきた
何がって?
俺たちが通う富谷高校だ、言い忘れてたけど、私立である
聞いてないって?良いじゃないかそんな事
「おおぉぉ」
俺と一夜が揃って抑揚のない感嘆の声をあげる
実際なんの感動もないんだけどな
只今俺たちは体育館で入学式の真っ最中だ、
あの後直ぐに案内役の先輩にここに連れてこられたためである...
あぁ、睡魔との戦いだ、いつまで続くのだろうか。
一夜はもう寝ているが、初日から教師の印象を悪くするのは感心しないぞ!
まぁ、前のステージ横に貼ってあるプログラム表的に、この生徒会長の歓迎の挨拶とやらを終えれば解放されるようだ、
ていうかこの生徒会長美人だなぁ、俺が見た事無いってことは、高校から入ってきたんだろうなぁ
いやぁ、眼福眼福
やはり黒髪ロングは王道だよなぁ。
名前はぁ...えっと、白何ちゃら子さんだっけな、顔と二つのスイカに気を取られて聞いてなかったぜ!
いやらしいだと?
何をいうか、あの顔を見れば女であろうと必ず見惚れるぞ!
え、顔じゃない?スイカ?
なんでそれがいやらしい意味になるんだよ、何故か会長が持ってきた横に置かれている謎のスイカに気が取られて何が悪いというんだ。
まぁ確かにそれぐらいの立派な物をお持ちのようだが
※会長の今日のラッキーアイテムだそうです
おっと、話が終わったぞ、退場できるみたいだな、一夜はこのまま放っておくとしようか。
って、起きてるし...
と、入学式も終えて、只今教室にいる俺氏。
担任の先生は亀梨 剛って名前のもうすぐ定年退職しそうな感じの男の先生だ。
残念、美人なお色気たっぷりの教師を期待していたんだがな...
「えぇ、皆さん、それでは、生徒会長の黒崎 美也さんも言ってらっしゃいましたがーーー」
おおっと、長い話はもう無いと思ったいたのに...
ていうか会長の名前一文字も合ってなかったし...
「ーーーそれでは、皆さん、まずは自己紹介から行きましょうか」
自己紹介始めるのに10分もかけるとは...
まぁそれは置いておこう...まずは!!!
そう明石 一夜!出席番号一番!
どんな自己紹介を見せてくれるのかなぁ!
「えっと、皆さんこれからよろしくお願いします...えっと、趣味はアニメとか、ゲームとかです、よろしくお願いします...っと、あ、明石 一夜です」
・・・
コミュ症かお前は!?
どんだけ緊張してんだよ!?
ていうかやばい、俺も出席番号早いんだった!
何番かって?
5番だ
「えっちょ...」
・・・
噛んだ!?!?!?
やばい、どうしよう、絶対俺の顔真っ赤だよ!?
あぁぁぁ!!?!?
どうしてくれんだぁ!!!
「...黒崎 蓮也ですすすすす、よ、よよよよろしくお願いします!!!」
終わった、俺の高校生活は終了のお知らせです
《完》
ってなって欲しいレベルで恥ずかしい...
ん?会長と苗字が一緒だね!
だって?
あたりまだろう、姉なんだから。
まぁ、一夜にしか教えて無いけどな、
最初は読者の皆からも隠そうとは思ったんだが、流石に無理があるから諦めた
大変だったんだぞ、心の中で姉を褒めるの!
いや、褒める所は一杯あるんだけど、あれだよ、実の姉を褒めるとか恥ずかしいじゃん?
さて、自己紹介も全員終えたところで、今日はもう帰宅か...
って、今日から父さんいないんだっけ...
海外赴任だと?どこのラノベだまったく...
母さんはいるけど、あの人と姉の飯は飯じゃないから、俺が作るしかない。
腕には自身があるぞ、一回父さんが出張でいなくなった時に絶望して死ぬ気で練習したからな!
今日は入学式だから豪勢に行こうではないか!
と、帰り道でスーパーによって材料を買って帰る俺であった
あったんだけど、母さんは今日は仕事で帰ってこないらしい、今日は姉さんと二人か、材料買いすぎたな...
「ん?電話?」
と、スマホが鳴っているのに気付き画面を見ると、
「姉さん?」
「蓮也?、ごめん今日は友達の家に泊まるから」
・・・
しょうがない、普通にカレーでも作ろう
「わかった、じゃぁね」
「ええ」
入学式の日だというのに、寂しい夜になりそうだ
さぁ、頑張っていくぞぉぉ!
おお〜!