第三十二話〜久しぶりの挨拶〜
前回のエール
「気絶してる間ニュってでてきたんかな?」
ゆっくりしていってね
2週間たった…私は完全とは行かないが空を飛ぶことができるようになった。
初めて飛べるようになった時は9割も持っていかれたよ…それから2回目、3回目になるにつれて消費魔力は減ったのが幸いだったが…今ではほとんど3割消費するが戦闘向けではなさそうだ…
今日は家族に顔出しついでに買い物に行こうと思う。まずは1番近いディスティニー兄の部屋だ。私はノックしながら
「ディスティニー兄〜開けるよ〜」
……返事がない…やめておこう
次はサウザント兄、ノックをする
「サウザント兄〜開けるよ〜」
「あぁいいぞ」
よかった…
「よ!久しぶりだなエール」
「ごめん心配させちゃって…今の今まで部屋にこもっちゃって…」
「あぁ確かに心配だったさ…これからは気をつけてくれよな!父さんに次いでお前まで会えなくなったら俺、悲しいからな!冗談でもやめてくれ」
本当にいい兄を持った…ジーンとくる…
「おっと…忘れるところだった…ほれ」
そういいサウザント兄は袋を渡してくれた。
「これは…?」
「かなり遅いがお兄ちゃんからの誕生日プレゼントだ」
「ありがとう」
「おう!また感想聞かしてくれよな!」
私はお礼をして部屋を出る
さて続いてはヴァン兄だ…
コンコン…
「ヴァン兄…今いい?」
「ああいいぞ我が妹よ!」
…ん?口調が…
「入るね…」
そういい私は中に入る…
「………………」
そこにはサウザント兄がしそうなポーズをするヴァン兄がいた
「………ぷっ…」
「ほら!笑った!いや〜サウザントから教えてもらって練習した甲斐があったぜ〜」
嘘…わざわざ皆に迷惑ばっかかけてた私のために…
「お前には礼になったからな。これくらいしかできないけど俺からの誕生日プレゼントだ」
そういいヴァン兄はどこからか出したのかはわからなかったが箱を取り出し、私に渡した
「常に浄化付与+自動修復付与付きの服だ!何年でも何十年でも着続けれるぞ!」
探すのに苦労したんだろうな…
「ありがとうヴァン兄!大切にするよ!」
「おう!」
優しい (確信)ヴァン兄は誇ってもいいくらい優しい…サウザント兄も優しいがおそらく兄弟一優しいであろう…もうヴァン兄が世界変えそうなほどだ…
最後に母、セイフィ・マーキュリーの部屋に行く…
コンコン…
「母さん…今…いい?」
すると
バタン!
急に扉が開き、私はなすすべなく吹き飛ばされる…
「エーーーールーーー!!!」
泣きながら抱きついてくる…父さんと似たもの同士だよ…
「心配したのよ〜」
何故かその言葉に心がこもってないように感じた…
「う、うん…ごめんなさい。ちょっとどいてくれるかな?重いよ…」
「あぁごめんね…」
私たちは普通に会話しているように思えるだが…感情が感じられない。涙も作り物のように感じる…そういえば母さんと最後に会話したのっていつぐらいだっけ…母さんはずっと部屋にいたからなぁ
「じゃあね母さん!今から買い物に行ってくるよ!」
嫌な予感がした私は、元気に振る舞い足早に竜人族の街にへと歩き出す…
「さ〜お待ちかねのショッピングタイムだ〜」
伸びをしながら独り言を呟いた
次回はプレゼント開封です




