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最強勇者は強すぎた  作者: MTL2
決戦の騎士(後)
136/421

【6】


【6】


「……よし」


 朝日を眺めながら、フォールは力強く一息ついた。

 決戦に向かう勇者が如き眼光で、しっかりと。


「朝食だ」


「レースだよぉ!!?!?」


 ▽ボサボサ髪ルヴィリアのだいふんか!


「どーすんのさどーすんのさどーすんのさぁ!! てっきり寝坊しちゃったじゃないかばっちり寝坊しちゃったじゃないか!! もう他の参加者は先に行っちゃってるよぅ! 漏れなくビリケツだよぉう!!」


「焦るな、計算してのことだ」


「な……、なぁーんだ。流石はフォール君、ちゃんと考えてるんじゃない! 憎いね憎いねこのこの~!」


「一日の始まりは朝食から……、だろう?」


「本当に憎いよこの野郎」


 朝ご飯は昨日の野菜を使ったスープだそうで。

 ソースは自信作なので保存中。


「……と、それも冗談だ。どうにも昨晩から妙な気配がするのでな。警戒の意味も込めて敢えて様子見に徹しているんだ」


「あー……。もしかして妨害者のこと? 絶対これ詐欺運営だよねぇ」


「さぁ、どうだかな。だが可能性はある。幸か不幸か、参加者の殆どはこの森で壊滅したようだし、そう急ぐこともないと思ってな」


「でも朝食はないと思うナ、僕……」


「折角作ったのに……」


「にゃ゛ー! そんな思春期でダイエットしてる娘を見るような母親の目をしないでちょうだぁーい!! 解ったよ食べるよ食べますよ食べれば良いんでせう!! ……あっ、美味しい」


「何よりだ」


 ちなみにスープはサッパリ塩味。ダイエット中の女子にもオススメな一品です。

 さて、そんな朝食も済んだところで遂にフォールが動き出す。

 駆動中枢の排熱良し、操縦桿の周り良し、昨日ルヴィリアが除けたせいで弾が直撃した場所も良し。

 本日最後の疾駆を耐え抜くだけの準備ーーー……。


「……ふむ、では」


 ――――良し!


「出発するとしようか」


 そうして、彼等が魔道駆輪の車輪を回転させた時。

 奇しくも、最後のもう一組もまた密林から出発していた。

 まぁ、彼等の場合は出発というか脱出というか。朝食を摂っての優雅な朝とは比べものにならない、とある馬鹿のせいで散々な目に遭ってからの出発だったワケだが。


「ねぇメタル君? 話があるの」


「おう何だ」


「昨日の夜中に馬ゲットしてくれたんだよね?」


「そうだな」


「そうだね、それは良いんだ」


「はっはっはー、だろォ?」


 密林から太陽の下へ、特等馬に乗りながら現れたカネダとメタル。

 と、言うか、数々の罠に掛かりに掛かりまくった、落ち武者達。


「金庫さえ無くさなきゃな……!!」


「ンだよぉ、悪かったつってんだろぉ?」


「悪かったで済めば憲兵は要らねェんだよォ! その所為でこんな時間まで探すハメになったんだぞ!! しかも見付からなかったし!!」


「だから悪かったって。そこまで言うなら後でその馬売っちまえば良いだろ?」


「やだぁ! アクティブミノルは売ったりしないもん!! これからも俺のお供になるんだもぉん!!」


「うわぁ、引くわぁ。センスに。なー、ベルセルク」


「お前も名付けてんじゃねぇか!!」


「うるせぇ良いんだよベルセルクってカッコイイだろーが」


 こいつは俺の救世主だからな、とか、寝心地最高だぞぉ、とか。

 明らかにレースから目的が外れている二人組は、ようやく見えた光に安堵を零した。

 嗚呼、どうにか生きて出ることができた。これでーーー……。


「…………こりゃぁ」


 だが、そんな安堵は直ぐさま猜疑に変わる。

 ――――密林の惨状は、それはもう酷いものだった。数々の罠により半数以下に減少していた参加者を、さらに九割ほど削りきったのだ。

 だが、それでも一割は残っていた。このレースの名を聞いて参加したやり手の騎手や歴戦の乗り手などは荒野の地雷原を越え、山岳渓谷の靄霧を超え、密林の罠まで超え、そして最後の平原まで辿り着いた。

 この平原は何の障害物もない、最後の疾駆を見せる場所。そこまで辿り着いた者達が純粋な騎手としての実力を競い合う、最後の一本道、のはずだったのだが。


「……はいメタル君、総評どうぞ」


「ダ・イ・コ・ウ・ブ・ツ・♡」


「でしょうねー……」


 そこに転がっていたのは、幾多の馬車だった。

 地平線に薄らと見えるゴールに掛かった紐はまだ破られていない。つまり、まだ誰一人としてその封を破ってはいない事になる。

 これだけの参加者が、何の障害物もない穏やかな平原で、全滅したのだ。


「明らかにヤバいのが控えてる……。こりゃ慎重に……」


「違う、違ェだろカネダよォ。そっちじゃねぇ」


 メタルが親指で払うように指差した瞬間、密林から一台の魔道駆輪が飛び出した。

 躊躇いなど持たない速度で、全てを吹っ飛ばすように。


「ありゃ確か……、フォレーとレーーー選手……、だったか? いや、魔道駆輪ってことは、そうか、奴等が……」


 カネダが思い出すのは、一枚の紙という恩。

 だが、それが彼に躊躇させる理由にはならなかった。当然であろう。

 レースでは容赦しない、と。そういう約束だったのだから。


「ハッハァ! 良い奴等じゃねぇか!! あの無謀さとここまで来る実力!! 気に入ったぜオイ!!」


 そしてまた、白銀を引き抜いたこの男も然り。

 例え相手が誰であろうと容赦はしない。故に白銀を唸らせるのだ。牙と剣と、眼光という、白銀を。


「馬鹿メタル、突っ走るんじゃねぇぞ。まだ草原に何があるか……解っ…………」


「オイオイオイ、止めるなよカネダ! 最後のご馳走ってのは誰にも邪魔され……」


 彼等は、それに気付く。

 走り逝く魔道駆輪の運転席から覗く、銀色の箱に。

 夜中ずっと探し続けた、その、箱に。


「「金庫だぁああああああああああああああああああああああああああーーーーーー!!!」」


 平原に絶叫が駆け抜けるよりも前に、彼等自身が特等馬に飛び乗って平原を駆け抜けていく。

 目指すはゴール? あぁ、確かにその通りであろう。

 だが、それだけではない。あの魔道駆輪に詰まれた金庫も然りだ。

 ならば最早、語るにあたわず。ゴールが目の前にあって、その途中に金庫を持った奴等がいる。

 ――――ならば力尽くで奪い倒す。それだけなのだから。

 

「……来たよ、バーゾッフ」


「来たね、ビーゾッフ」


 そして、魔道駆輪が森から疾駆したように、また特等馬で彼等が駆け出したように、ここにも鋭い眼光を呻らせる者達がいた。平原の中にある、防空壕のような、人為的に作られ表面上は草々で偽装された穴の中にその者達がいた。

 だがその者達は参加者ではなく、妨害者の立ち位置にある。故に彼等のように駆け出すことはない。

 しかし内心では彼等にも匹敵するほど凄まじい熱意を滾らせていた。


「あの男……、まさか僕達の特等馬を奪ってたとはね。なるほど? あの金庫は料金代わりってことだ。価値の解らない無様な奴だね」


「はは、違うよバーゾッフ。あの男は金庫の中身なんか解ってなかったのさ。だからきっと、まさか1千万ルグが入ってるなんて思いもしてない。適当に当てつけで投げたに過ぎないよ」


「成る程……、まぁあの馬は後で取り返せるし、金庫はこっちにある。問題ないね、ビーゾッフ」


「うん、問題ないよバーゾッフ。それに」


「そうだね……、あの魔道駆輪まで……。やっぱり僕達はツイてるよ!」


「そうだね、ツイてる。結局最後は全部僕達が手に入れるんだ! あの男を倒したし、金庫も見つけた。そして魔道駆輪も!」


「そうさビーゾッフ。僕達にはこれがある」


 彼等の手にあったのは、一つの魔方陣が描かれた箱だった。

 これこそこの平原に仕掛けられ、手練れの参加者を壊滅させた最終兵器にして最強の守護者トラップ

 どんな奴だって、どんな達人だって、この罠は超えられない。この平原とゴールがあって、レースという形である限り、決して!


「フフ、ママに怒られないで済むよ、バーゾッフ」


「フフ、ママに怒られないで済むね、ビーゾッフ」


 二人の怪しい笑い声が、穴の中に響く。歪んだ眼光が二組の、最後の参加者を捕らえる。

 彼等を失格にすれば全て上手くいく。いいや、上手くいったのだ。もう全てが全て、上手く、上手く!


「「さぁ、レースを……、終わらせよう!」」


 ――――何せ自分達は、ツイているのだから。


「……ふむ」


 さて、それはそうと魔道駆輪。

 平原を駆け抜けるフォールとルヴィリアは清々しい風を受けながらも、その中に泥土の異臭を感じていた。

 この異臭と転がっている馬車を見る限り、随分と乱雑な走りをしたらしい。

 いや、待てーーー……。乱雑な走りでこれ程までに泥土の異臭がするものだろうか?


「これってさ、このまま何事もなく終わるのかな……」


「そうは思えんな。恐らく妨害者が何らかのアクションを仕掛けて来るだろう。……地雷程度では済まないような、何かをだ」


「うへぇ、なーんでこんな目に遭うのか……、っとおぉ!?」


 噂すれば何とやら。ルヴィリアの言葉を斬り裂くように鳴り響いたのは銃声だった。

 彼女は思わず頭を下げたが、弾丸はその色ボケ頭蓋など狙っていない。

 魔道駆輪の、車輪を狙っているのだ。


「っと、こりゃ来たね。妨害者……!」


「呼んだわけではないのだがな。だが来ると言うのなら容赦はすまい。ルヴィリア、やれ」


「女の子なら捕獲してにゃんにゃんしていいですか!!」


「………………………………………………許可しよう」


「よっしゃやってやうわ男だ僕パスで」


「…………」


 勇者、抜剣。


「冗談です命だけはぁ!!」


「勘違いするな、阿呆」


 フォールが剣閃を裂いた瞬間、彼の眼前で火花が散った。

 続き二閃、三閃。まるでフォールが剣を振る度に刀身が爆ぜているが如く、閃光が散っていく。

 無論、前方には何も存在していない。無垢な平原が拡がるばかり。


「……いや待ってフォール君、意味解んない」


「曲射だろう、こちらの速度を計算して撃ってきている。それも二丁拳銃でだ。……成る程、靄霧の山岳で我々を狙った事と言い、妨害者は奴で間違い無さそうだな」


「それを予測して撃ち落とす君も相当だと思うんだ!?」


「喚くな。本命はこちらではない」


 褪せた景色を映す後方確認の鏡越しに、フォールはその姿を確認する。

 馬を駆り、その上部で驚くほど安定した構えを見せる、一人の男の姿を。

 その身に陽光を受け、鏡の反射で殆ど姿が見えないにもかかわらず、一目で危険だと理解出来るほどの、男の姿を、


「奴だ」


 男は、嗤っていた。

 魔道駆輪に勝るとも劣らない速度で疾駆する特等馬の上で、嗤っていた。

 白銀の剣を構え、澱みなき、児戯のように純粋な、そして残酷な殺意と共に。


「殺すなよ」


「努力はするゼ」


 擦れ違いざま、忠告したカネダとて本心ではない。

 あの男を止めることは何人にも不可能だろう。そういう確信がある。言い換えれば、自信(・・)がある。

 ――――ツイてる? そうじゃない。俺達が今までツイて無かったのは自信が無かったからだ。

 だが、今は自信がある、自信を取り戻せる。このレースで優勝して、今までの不運をブッ飛ばす。

 そして、そう。奴等に勝利するのだ。あの死神のような疫病神共に!


「アンタ達に重ねるワケじゃないが……、手は抜かない約束だったろ? 魔道駆輪に乗ってた事を怨みな!!」


 瞬間、メタルが突貫する。

 馬を足場にして空を舞い、常人には耐えられぬ速度で魔道駆輪へと飛翔した。

 そしてそれに合わせるが如く、カネダも双銃から弾丸を発射する。魔道駆輪の右後車輪に向かって、正確無比なる弾丸を。


「む……ッ!」


 車輪が外れたワケではない。空気が破裂したワケでもない。

 ただ、小石を、弾丸という小石を踏ませたのだ。この速度故に、二つの小石であれど車輪に挟まれば巨大な岩石と何ら変わらない。

 そう、それは言外に行われた連携攻撃だった。伝説の傭兵と伝説の盗賊による、刹那の攻勢ーーー……。


「「今だぁあああっっっ!!!」」


 そしてまた、その刹那。

 魔道駆輪の車輪がついていた地面が隆起し、車体が大きく浮き上がった。

 ――――そう、これこそバーゾッフとビーゾッフ兄弟が、マルカチーニョ家が有する最終手段。

 この辺り一帯に液状化の設置魔法を仕掛けることによって、刹那的に各所の地面を液状化させる。

 最終コースである平原で、ゴールを目の前にした参加者達は尽くこの罠に引っ掛かり転倒、壊滅した。競い合い、極限まで速度を出すが故に壊滅した!

 この地形だからこそ、あのゴールが目の前にあるからこそ、このレースという形態だからこその、奇策! 超えられる者はいない!!


「あ゛ァ゛ー……?」


 人間の範疇に属する者、ならば。


「邪魔だ、テメェ」


 ――――トンッ。

 メタルは、空中で跳躍した。いや、廻転した。

 その様は俗に言う、バク宙(・・・)に近い。そこから踵に重心を掛けることで僅か数ミリ程度の微動を可能とする。

 しかし現状、特等馬の疾駆と跳躍による速度の加算から彼のその行為は数メートルという、地面の流動によってズレた着地地点、即ち魔道駆輪までの調整を可能としていた。


「潰れろ」


 そして、彼は刀剣を振り墜とす。

 流動など関係はない。カネダの忠告も、関係ない。

 その一太刀で魔道駆輪を両断するだけの斬撃が、そこにはあった。


「ーーー……ッ!」


 フォールもまた、それを感じ取っていたのだろう。だが回避はどう考えても不可能だった。

 地面の流動だけならまだ可能性はあったかも知れない。しかしカネダによる右後車輪への射撃が全ての可能性を断っていた。

 最早、頭上から迫り来る妨害者を待つまでもない。このまま着地すれば、それだけで魔道駆輪は転倒するだろう。

 この速度での転倒が何を意味するか。言葉に表すまでも、なく。


「ハッハァ!」


「よし、やれ! メタル!!」


「やったよビーゾッフ!」


「やったよバーゾッフ!」


 これでーーー……!

 四人が口を揃えて、叫びを上げた。確信し、立ち上がりさえした。

 己が誰よりも幸運であるのだと、ツイ(・・)てるのだと確信し、歓喜した。

 ――――だが、お忘れではないだろうか。

 そう、人は調子に乗っているときが一番危険だ、と。


「「「「え」」」」


 全く持って、偶然である。

 彼等がこのレースで紡いできたように、偶然である。

 それ(・・)がそこにあったのは、魔道駆輪の車輪がそれを踏んだのは、何もかもが全く偶然である。

 誰も知りはしなかったし、知るはずもなかった。この場にいる誰一人としてその原因も知ることはない。

 だが、そう。敢えて言葉を借りるならば、それが何を示し、何を成し、何を起こしたかを端的に言い表すならば、唯一それを明確に捕らえた緋色の眼を持つ女の放った言葉を、借りるとしよう。


「ば、バナナ……」


 と、くれば、ずるんっ。

 魔道駆輪は車輪がバナナを踏んだことにより、奇跡的な横廻転スリップと共に流動する地面を流れていった。

 その見事な流れっぷりたるや、築地市場で滑る魚介が如く。


「お、ま」


 もっとも。

 着地地点が急に流れ消えたのだから、超高速飛翔を見せていた男は視界いっぱいに新緑の草々を映すこととなり。


「「ちょ」」


 穴蔵で立ち上がった双子は、凄まじい速度でこちらに跳ね飛んでくる男に顔面を衝突させる事となり。


「…………えぇ」


 金髪の男はその様を見て唖然と顎を落とすことになり、そしてーーー……。


「ゴォオオオオオオオーーーーーーーーールッッ!! 何と、何とォオオオーーー!! 史上初の、優勝者にして走覇者が誕生ォオオオオオオオオオオオオーーッ!! 凄まじい廻転でゴールというパフォーマンスまで見せる余裕だぁあーーーーーーーー!!」


 勇者達は、この村とこのレースに、伝説を作ることになっていた。


「……レースには、一生出たくないな」


「そうしてネ……」


 こうしてーーー……、レースは初優勝者誕生という村が待ち侘びた最高の結果で幕を閉じることになった。

 廻転を終えた魔道駆輪からふらふらと降りた二人は村人達に暖かくも熱く燃えたぎる拍手で出迎えられることになる。

 マルカチーニョ家はあくどいレース商売を破綻させ、村には笑顔が戻ることであろう。彼等は英雄として讃えられ、やがては語り継がれていくであろう。

 ――――これにて波乱に満ち、奇異な運命が絡み巡ったマルカチーニョ家開催レース、閉幕である!!


「それどころじゃねぇわぁああああああああああッッッッ!!!」


 と言う訳にはいかず、それどころじゃない魔王ご登場。


「あ、リゼラちゃん! 出迎えなんてうれしぼろろろろろろろろろ」


「喜ぶか吐くかどちらかにしろ貴様」


「うわ汚ねぇっ! って、だからそれどころじゃないってばぁ!! シャルナが、シャルナがぁ!!」


「シャルナがどうした?」


 焦燥し、息を切らす魔王。

 彼女は絶望と驚愕に満ちた表情で、ただ冷酷にその事実だけを打ち明けた。


「神聖ゴリラ王国の女王になって謀叛起こしやがった……」


「「…………」」


 では改めて。

 ――――これにて波乱に満ち、奇異な運命が絡み巡ったマルカチーニョ家開催レース、閉幕である!!



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