表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

某最寄り駅のあの子

作者: かれんこ

風の噂が耳に入って

あの子の彼氏が欲しくなった

私は少し悪い子かしら


今日も電車が遅れる某最寄り駅

誰かさんから盗んだ男に甘えて暇つぶし

顔を上げれば恋を失くしたあの子が

4番線のホームから

羨ましそうにこっちを見てるよ



風の噂が耳に入った

彼女が勝手に星になった

私は少しも悪くないよ


今日も電車が遅れる某最寄り駅

また次の使い捨ての男を探して暇つぶし

顔を上げれば赤い服着たあの子が

4番線のホームから

怨めしそうにこっちを



・・・



季節は流れ、生活が変わり

私の何かが何だか狂った


風の噂で耳を傷める

誰かに信じて欲しいんだ

私は少しも悪くないの


今日も電車が遅れる某最寄り駅

快速電車が通り過ぎる時 突き落とされた

顔を上げれば私を押したあの子が

4番線のホームから

嬉しそうにこっちを見てるよ



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ