表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君が愛を語れ  作者: BAGO
88/247

そして練習へ……(9)

「はい、どうぞ」

「すいません、ありがとうございます」

先輩がココアを淹れてくれた。一口飲むと、チョコの甘みが口いっぱい広がった。

「おいしいです」

「そう、よかった」

先輩もそう言って小さな口でココアを飲んだ。

「演劇も、本気でやると結構疲れますね」

「うん、そうだね。おなかから声を出すと、消費カロリーも馬鹿にならないから

「俺、考え改めなおしたほうがいいみたいです」

「ふふ。でも成松くん、初めてにしてはすごく上手に読めてたと思うよ」

「いや、そんなことは。ただ夢中になって字を追っていただけですから」

「それだって上出来だよ、普通はそんなに上手に読めないものなんだから」

「そうなんですか?」

「うん、私が初めて演劇をしたのは中学生の時なんだけど、最初は台本に書いてある字も満足に読めなかったもの。普段使っている言葉さえも、感情の有無ですごく印象が変わるから、それが中学の時にうまくできなくてすごく苦労した覚えがあるわ」

「そうなんですか」

「成松くんはそれができてるし、飲み込みがいいんだね」

とんでもない。それは一重に先輩の文章の読みやすさのおかげだろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ