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君が愛を語れ  作者: BAGO
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そして練習へ……(8)

「オッケーオッケー、二人ともいい感じよ。成松くん、本当は演劇の才能持ち合わせてるんじゃないの?」

ただ無我夢中に必死に台本を読んだだけだが、まあ上手いことに越したことはない。それに、この台本が読みやすいのもあるだろう。感情移入がしやすい。何より読んでるほうもおもしろいから、飽きもしない。

「じゃあ、二人は少し休憩してて、また順番がきたら呼ぶから」

「うん、分かった。成松くん、部室に行こう」

「あっ、はい」

俺たち二人は、一旦部室に向かった。


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