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そして練習へ……(7)
「うーん、いい天気だね」
「ああ、そうだな」
「今度、二人で何処かで遊びたいね」
「遊びって、俺たちもう十八歳だぞ? 子供じゃないんだからよ」
「いいじゃん別に、年齢なんて関係ないよ」
「だとしても、何で遊ぶんだよ」
「うーん、ぶらぶら?」
「それは遊びじゃないだろ」
「ううん、遊びだよ、だって」
先輩は俺の顔を見ながら、
「だって、レイエスと出歩くだけでそれは遊びだもの」
「はい、カット」
これで最初のシーンは終了。口に出さずとも、お互いの仲はとてもいいことを読み取れるはずだ。




