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君が愛を語れ  作者: BAGO
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エチュード・イズ・ディープ(7)

マジでやばい、どうしよう。どうすればいい。正義役? 悪役? モンスター? 自分は何となく悪役が似合ってると思うんだが……。うん、もういい悪役だ。悪役に大決定。じゃあ役柄は、役柄、役柄……。悪、悪だからな、殺し屋? 待て待て、いくら役だからって先輩を殺すのはさすがに……。でも、楽しければいいって言ってたよな、先輩。だけど殺し屋は自分には合っていない。やっぱり違う役を……思いつかねぇ、とりあえず悪役だからそれっぽいものを……お、おもちゃの銃だ、これを使わせてもらって……でも待て、これじゃあやっぱり殺し屋、いや違う……そうだ、自分が殺し屋じゃないことを口で言ってしまえばいい。でも、名前はどうしよう?

何か、何かいい名前は……。

一人で悩んでいると――

「はい、成松くん入って」

ええーい、もう当たって砕けろだ。適当に自作しろ。よし、決まった。俺は『闇の偵察者、グローリー』だ。

俺は壇上へと向かった。

そしてアドリブ。


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