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君が愛を語れ  作者: BAGO
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年上ヒロイン・綾音登場(6)

「俺は成松雄慈郎です。二年生です」

「私は本村(もとむら)綾音(あやね)です。今日は本当に助かりました」

「そんなに改まらなくていいですよ。それに敬語なんて使わないでください。本村先輩のほうが先輩なんですから」

「え、ええ。そうで……そうだね」

「にしても、あの山盛りのペーパーズって何だったんですか? アンケートとかですか?」

「うん、アンケートとか、生徒会通信とか、課題とか、そんなところかな?」

随分とひどいクラスメイトだな。

こんなに小さい先輩にあんな多くのペーパーズを持たせて職員室に行かせるとは、拷問にもとれるぞ。

「偉いんですね、先輩は」

「そ、そんなことないですよ」

肩をすぼめたせいで小さな体がまた小さくなる。

よく見ると、と言うかすごくかわいい顔をしていた。

どたばたしていて気付かなかったけど、きっと学校の、少なくともトップ5には入ると思われる。

端正な顔立ちにチャームポイントであろう綺麗な髪は、すごくマッチしていた。

きっと三学年の注目の的なんだろうなと、思う。


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