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君が愛を語れ  作者: BAGO
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ふれあい・イン・ショッピングモール(10)

ごちそうさまでした。

俺はハンバーグステーキセット。真綾は希望通りお子様ランチ、先輩はエビピラフをそれぞれ平らげた。ちなみに払いは俺が全部出した。先輩は別に出さなくてもいいと必死に言っていたが、こう言う時に男が払いを出さずして何時に出す。幸い三人合わせて三千円以内で済ませることができたので、財布にも若干余裕もあったしな。なので、先輩の弁解を拒否して俺が払ったのである。

「本当にありがとね、成松くん」

「気にしないでください、俺がただ払いたかっただけですから」

「お兄ちゃんってホントにいい人だねー」

「はは、ありがとよ」

さて。

「次は、何処に行きますか?」

何だかさっきからこの台詞ばっかりで、まるでデートの行き場に困ってしまった男女みたいになってるな。まあ、この切り出しがなければ何も始まらないのは承知してはいるんだが……どことなく気恥ずかしいのは男の性なのか?


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