36/247
ふれあい・イン・ショッピングモール(3)
ゼーハーゼーハー……
まるでノイローゼになった狂犬のような息遣いをしながらも、何とか時間前に到着することができた。まあ、とはいってもすでに本村姉妹の姿は見つかっていたんだが。
深呼吸して呼吸を整え、俺は二人の所に顔を出した。声をかけると、二人はすぐに気付いてくれた。
「わ~い、お兄ちゃん」
「うおっ」
小さい弾丸が俺の胸元に飛び込んできた。俺はそれをなんとか受け止めることに成功した。鍛えててよかったよ。
「おう、元気にしていたか?」
「うん、いつもより三割り増し~」
「そうかそうか」
俺はゆっくりと真綾を地面に降ろし、先輩に向き合ってあいさつした。




