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細やかなプレゼント パートⅡ(3)
「成松くん? どうしてここに?」
「…………」
「成松くん?」
「えっ、は、はい」
正直、着用していた衣装に見惚れてしまっていた。まるで何処か異国の地のお姫様のように華麗な姿をしていたもので、つい。
いかんいかん、邪な考えを抱いてはダメだ。煩悩退散、煩悩退散、煩悩退散、煩悩退散、色即是空、色即是空、色即是空、色即是空。
……よし、オーケーだ。
「大丈夫?」
「はい、すいません。突然邪魔しちゃって」
「気にしなくていいよ。それで、どうしたの?」
「はい、あの、昨日もらったもののお礼がちゃんとしたくてきたんです。ありがとうございました。大事に使わせてもらいますんで」
「わざわざ、それを言いにここに?」
「はい……あ、これどうぞ」
俺はポケットに入れていた飴玉をいくつか差し出した。




