表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君が愛を語れ  作者: BAGO
24/247

細やかなプレゼント パートⅡ(1)

キーンコーンカーンコーン。

今日も無事に授業が終了した。

本来なら、特にすることもないので特急列車のようなスピードで帰宅をする俺だが、今日は一つ用事がある。

言わなくても分かるだろう。

昨日、本村先輩に頂いたものに対して、しっかりと感謝の意を示すためだ。

ちょっと緊張するが、行くしかない。

俺は亮太の情報に従って、体育館に向かう。

バスケ部、バド部、卓球部、バレー部と室内系部活のほとんどが体育館に集合している。

部活に入ってない俺には、少々歩くことをためらわれたが、頑張って突き進むと、ようやくステージの所まで辿り着いた。

少し疲れてしまった。いや、距離が長いとかではなく、みんながみんなユニフォームなどを着用している中で制服姿で歩いていたためである。例えるなら、ヌーの大群の中に一匹だけジャガーがいるような感じか。しかもそんな状況の中、どうも女子がこちらを見ているような気が……髪型でもおかしかっただろうか?

これでもちゃんとワックスで整えているんだが……。気にしないほうがいいかもしれない。

で、やっとステージの真ん前で来たんだが……。

幕がかかっていて中が見えなかった。中からは声が聞こえるため、誰かがいることは確認できる。……仕方ない。脇から入るとするか、俺は脇にある階段から中に入った。

……………………。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ