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君が愛を語れ  作者: BAGO
222/247

当日……そして……(3)

余裕を持って十五分前に待ち合わせ場所に着いたはずなのだが……。何故かそこにはすでに全員集合していた。くそ、今日は俺が絶対一番だと思ったんだが……上には上がいるものなのか。

俺の考えが甘かったわけか、結局。

「おはようございます、みなさん」

「あ、おはよう雄慈郎くん」

「おはよう、お兄ちゃん」

「おはよう成松くん」

「おはよう」

「(こくり)」

「みなさん、すごく早いですね。いつからいたんですか?」

「うーん、今から十五分くらい前かな。真綾が早く行こうって聞かなくて」

「はは、真綾らしいですね」

真綾は恥ずかしのか、ほんのり頬を赤くしていた。

「私たちもちょうどそれくらいかな、余裕をもって出たら、ちょっと早く着いちゃってね」

「でも早く来るに越したことはないものね」

「ノーリスクハイリターン……」

考えることは皆一緒か……。ここ最近発表会とかで遊ぶことがあまり出来なかったしな。きっとみんなは今日を楽しみにしたいたのだろう。

「お兄ちゃん、早く行こうー、時間がもったいないよ」

「あ、ああ悪い。そうだな、行きましょう先輩」

「うん、一杯楽しもう」

「よーし、思い切り羽伸ばすぞー」

「おー」

「ん……」

俺たちは町へと繰り出したのだった。


久しぶりの憩いの時間はあっという間に流れすぎていった。


そして夕方――、


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