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君が愛を語れ  作者: BAGO
194/247

Let's action!(5)

「ほお、よくこのような暗黒の世界へと足を踏み入れた。レイエス・マティアボルド、ロップ・ブロディアーレ、ミルド・ベーヌランケイスト、そしてエリアル・スクーバー。一体どのような理由でここへ?」(ゼルベクト)

「そんなこと、言うまでもない。世界の平和を脅かすお前をぶっ倒しにきたんだよ」(レイエス)

「おや? 我はそのような過ちを犯した覚えはないが?」(ゼ)

「とぼけないで。地上界の空を、どす黒い雲で覆ったのはあなただってわかってるんだから」(ロップ)

「あなたのやっていることが悪行だと言わないなら、人を殺めることだって善行よ」(ミルド)

「絶対に、許さない」(エリアル)

「お前が全ての根源、放っておくわけにはいかないんだよ」(レ)

「ふっ、はっはっはっはっ……」(ゼ)

「何がおかしい」(レ)

「いや何、やはり四神の志を継がんとするものの雑言とは非常に愉快と思っただけだが」(ゼ)

「四神、ですって?」(ミ)

「そう、我を6000年前、アヴァールの壷に封じ込めた勇者たちだ。剣の神ベクター、魔法の神ラクシア、弓の神アリア、そして縄の神クラクム。彼らはこざかしい技を使って我を壷に封じ込めた。だがその封印は解かれた。何故だか分かるか?」(ゼ)

「何だって言うんだ?」(レ)

「それは、我の力があまりにも大きすぎる故、全てを従える神ルティアですら完全には封印できなかったからなのだよ。はははっ、滑稽だろう。全てを従える神ですら我を完全に抹消する力もないなどと」(ゼ)

「け、封印されていた奴が大きな口を叩くんじゃねぇよ」(レ)

「ふ、まあ言うな小僧。だが、断言してやろう、お前たちでは我には勝てない。我は生まれ変わった。さらなる強靭な力を手に入れた。アヴァールの壷に封印されていたおかげでな」


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