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Let's action!(4)
「おはようございます、今日は私たち演劇部の発表に足を運んでくださり誠にありがとうございます。私たち演劇部では始めてのファンタジーに挑戦します。見所は主役のレイエスと、幼なじみのロップの掛け合いです。今回、レイエス役を演じてくれる成松雄慈郎くんは、ご存知あるかたもいらっしゃるかもしれませんが、本当の演劇部ではありません。しかし、劇が出来なくなるのなら俺がやると言って参加してくれました。本当に感謝しています」
本当はうまく
説き伏せられたんだが……まあいいか。
「本人曰く、緊張しまくっているとのことなので、みなさん暖かな気持ちで見てあげてください」
もはや俺の説明しかしていない。……そんなことはいい、集中しろ、俺。
「それでは、どうぞ楽しんでください、開演です」
「じゃあ、行ってきます」
「うん、頑張ろう」
「はい」
俺はステージの真ん中へと経った。
※(ここからしばし、劇中の台詞をお楽しみください)