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君が愛を語れ  作者: BAGO
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前日の想い(4)

「はーい、みんな集まってー」

ダダダっと部員は先輩たちの所に集まり、円状に整列した。

「まずは、練習お疲れ様でした」

「お疲れ様でした」(全員)

「いよいよ明日は発表会、私たちの練習の成果を見せる時なわけだけど、緊張することはないわ。今までと同じ感じでできれば、きっとうまくいくはずよ。周りには目をくれないで自分の演技に集中さえしてれば大丈夫。だから、明日はいい発表会にしましょう」

「はい」

「じゃあ成松くん」

「はい?」

「シメのあいさつお願い」

「ええ?」

何ですか唐突なフリは。こういうのって俺じゃなくて演劇部の誰かに言わせるのが普通なのでは? まあ、この人に何を言っても通用しないか。ここは素直に受け入れることにする。

「じゃ、じゃあ……。えー自分は今回初めてというのもあって正直かなり不安です。ですが、精一杯頑張ろうと思うので、みなさん何かあったらフォローよろしくお願いします。頑張って成功させましょう」

「はい!」

思ったよりうまくまとめられた。

「じゃあ明日、八時に文化ホールに集合だから、みんな遅れないようにね。はい、じゃあお疲れ様でした」

「お疲れさまでしたー」


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