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君が愛を語れ  作者: BAGO
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早々の再会、妹登場!(3)

「俺も待っててやるよ」

「ホントに?」

「ああ、本当だ」

「ありがとう、お兄ちゃん」

「君、名前はなんて言うんだ?」

「真綾、本村(もとむら)()(あや)

「本村、真綾?」

はて、本村? 確かペーパーズ事件の時に出会った先輩の苗字も本村じゃなかったけか?

偶然か? とは言ってもここら辺で本村なんて苗字はあんまり聞かないし、うーん……まあ、いいか。

しっかりガードしてやらねーと。

「お、そうだ」

俺はポケットをごそごそとまさぐった。

「ほら、やるよ」

俺はいつも常備しているアメ玉を真綾に差し出した。

「わ~、ありがとうお兄ちゃん」

真綾は嬉しそうにアメを受け取り、そして口に放り込んだ。

「おいしー」

ふう、元気になってくれたみたいだな。

俺は少しホッとした。

ずっと泣き叫ぶ泣き上戸の女の子だったら、きっと俺は逃げ出していたであろう。

この子はきっと心の強い子なんだなと俺は思った。


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