表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君が愛を語れ  作者: BAGO
125/247

イノセント・スマイル(4)

「それでいいかしら?」

「かまわないっすよ」

「成松くんは?」

「ああ、はい、お任せです」

「よし、じゃあ行きましょー」

意気揚々とファイヤーマウンテンへ歩を進めようとした先輩たちだったのだが……。

約一名、動かずに震えてる先輩がいた。もう分かったであろう、そう、本村先輩だ。

「ごめん、私、無理。高いところ、昔から駄目なの……」

何となくそんな感じがするもんな。まあ、別にかわいいからいいんだが……は、いかんいかん、何を考えている俺は。そんな風に先輩のことを考えてはいかんのだ。煩悩退散、煩悩退散――よし。

「うーん、そっか。じゃあ、成松くん」

「はい?」

「綾音と一緒に残ってくれないかな」

「え、ええ?」

「一人で残らせたらかわいそうでしょ? それに唯一綾音が安心できる男の子なんだから、ね?」

それは今、だよな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ