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君が愛を語れ  作者: BAGO
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日曜日のコンフューズ(15)

言い切ってしまうのはおかしいかもしれないが、嘘でもない。何故なら、先輩は男が苦手だ。苦手な人種に、そんな気持ちを抱くなんて毛頭有り得ないからだ。それに、先輩だって俺のことをそんな風には思ってないはずだ。だったら俺だって、そんな風には思っていけないはず。そうやって納得させていた。

――ん? ちょっと待て、俺は自分に質問していた。

今俺はどんな答えを出した? 先輩がそう思っていないから、俺も思ってはいけないと、そう思っていたのか? これってもしかして、亮太の言っていた通りなのか? 自分の考え方からすれば、俺はずっと先輩のことを意識していたことになる。

つじつまが徐々に合っていく。それと同時に、信じられないという思いが浮上してきた。

俺が、そんな風に先輩を考えていたなんて……完全に亮太の言う通りじゃないか。胸が高鳴るのは、先輩を気にかけているから、非の打ち所が無い。


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