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君が愛を語れ  作者: BAGO
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日曜日のコンフューズ(10)

「本村先輩、だな」

「はいストップ」

何故か亮太がカミングアウトする。

「正直に言えよ、お前、その答えだすのに考えるまでも無いって思っただろ?」

ぐ、鋭いなコイツ……。

「何年お前と友達やってると思ってんだ? うんうん、やっぱりそうか」

一体今ので何を理解したんだ?

「単刀直入に言おう。お前は、先輩のことが気になってるよ、間違いない」

「な――」

パンドラの箱に閉まっていた秘密が暴かれてしまい、俺は激しくうろたえた。何でだ? 何で亮太は分かったんだ? そりゃ付き合いは長いけど、そんな奥底まで分かってしまうほどだったのか?


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