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第十四幕 改造生物

《はい、麻酔銃》

〈あざ〉

オオカミが唸る。

〈寝とけ改造オオカミ〉

渡された麻酔銃をかまえ、迷い無く打つ。

オオカミが痛みで悲鳴をあげ、倒れ込む。

『なんでそんなに迷いなく打てるんだよ!?』

「相手はオオカミだぞ!?」

〈いやそんなこと言ってる場合じゃねぇから〉

《モタモタしてて食べられちゃったら元も子もないからね〜》

「怖っ…」

子供を親に引き渡してきた矢形が帰ってくる。

〖子供はちょっと膝擦りむいただけで済んだって〗

《良かった〜!》

〈にしても…やっぱ多くなってきたな、改造生物〉

「…ん?」

弓門が何かに気づく。

〈どうした?〉

「そのオオカミなんか付けてね?」

指差す方を見ると、確かにオオカミの首に何かがついている。

〖首輪だね〗

〈首輪??〉

《変だね、改造生物なのに…》

『改造したヤツがつけたんじゃないの?』

《まぁその可能性が大きいだろうね〜》

〈だとしてもわざわざ首輪をつけるか…?〉

「GPSがついてるとか?」

『じーぴーえす?』

なにそれ、といった表情で首をかしげる。

〖付けたものの居場所が分かる機器だね〗

『なにそれすごい!』

〈いや言ってる場合じゃないだろ〉

〈もしGPSがついてるなら自分が改造したオオカミに何かあったかもしれないと捜索されて私たちの居場所がバレる。そのときにどうなるか分からない〉

《確かに危険だね》

《てことで持ち帰って色々調べてもいい??》

「調べたいだけだろ…」

作者やしろんです。

サラッと投稿していきます。

遅くはなりますが少しずつ書いてはいるので皆さんお待ちくださいませ。待たせてすみません。

これからも応援よろしくお願いしますorz

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