見せ場
金村 利之、、、科学部部長。科学が大好きな高校二年生。
内海 智樹、、、2年図書委員。
原田 圭佑、、、2年生。主人公。
松田郁代、、同じく図書委員の2年生。一年生のとき演劇部に所属していた。
???、、、2年生、内海の同級生。
ここはこうしてっと、、、、。よし!準備OK!
「利之、今回は何mol/Lで作ってる?」
「ええと、0.50mol/Lで作ってるけどー」
「確かにそれだと計算しやすいが、0.25mol/Lでやろう。」
彼は理解したようだがー、他の人たちは?マークを浮かべているみたいだ。すると
ねぇ、原田くん、と疑問の声を彼女があげる。
「どうして0.25mol/Lでやるの?化学反応だった場合molで計算だから関係ないんじゃ、、、」
「この実験は化学反応の式をつくるが、その後にgを出すために溶液の密度を使うから、なるべく、1に近い値のほうがずれにくい。」
へぇーーーと周りから聞こえる。その後はありえないぐらい潤滑に進んだ。というのもみんなのモチベーションを上げただけで、みんながやる気になったら利之の独壇場だ。もちろんあんなことを言いながら科学部に入るのにはすこし利之が可哀想だ。無論みんながあんなやる気になったら問題ないだろう。さてと、、にしてもあの子、、、名前なんていうんだっけ。1年のとき演劇でやったー
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「原田、そこ違う!もっとこういい感じに!」
「いい感じにって何だよ〜。もっと言葉で説明してくれ。」
「こうなんだ?もっと優しく包み込むかんじで。」
どうやってだ。大体男女の抱くシーンなんて今のカレカノがやれよ。全く誰がよくわかんない女とー、いやそれは失礼か。
「原田くん?大丈夫?」
「大丈夫。そんなことより郁代はすごいな。演技の迫力がちげぇよ。」
いやいや、そんなことないよ、といって彼女は少し下を向く。
「ごめん。演技しづらいよね。カレカノじゃないのに。」
「そんなことないでしょ?むしろ俺が演技できてないのが悪い。ねぇ郁代はどーやっていつも役に溶け込んでいる?」
そうだなぁ、と彼女は少し考えて、
「その人になる、かな。」
「本人に?」
「そう、でも自分の気持ちも多少いれるよ!じゃないとオリジナル性が生まれないし。」
オリジナルかぁ、、、。考えたこともなかったなぁ、、、。なんだろう?自分の過去の体験談も踏まえながら考えるか。
「わかった、ありがとう!もう少し付き合ってくれない?がんばってみる。」
「大丈夫!最終下校まで付き合うよ!」
「そんなかかんないさ。」
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そうだ。郁代だ!思い出した。稀代の天才と呼ばれた演技部一年生。うちの演劇部はすごくて演者さんなどもいっぱい出ているほど有名な部活だ。まだやってんのかなー。そういえばLINO登録してたなー。そういえば通知来てた気がするけど、あ、内海からか。どうしたんだろう?
【よう。科学の実験お疲れ様!】
【おう、お疲れさん。】
しばらくやりとりしてるとそういえば、と次の文章みてびっくりした
【次の週、郁代と花田がRound X行きたいっつてんだけどくるか?】