表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖霊の腕輪  作者: 眠る羊
4/4

3−召喚準備完了なのじゃ!

ここは巨大な建物の中、その最奥の部屋に集まる大勢の人人人、その中心には巨大な魔方陣、その前に邪な笑みを浮かべている少女がいた。


「ふっふっふ、いよいよわらわの使い魔の誕生じゃ、アーハッハッハ!!」


「なにをバカな笑いをしてるんですかアイシャ様。」


「なに、こういう強力な使い魔召喚と言えば邪悪な者が行うのが普通じゃと思ってなちょっと真似てみただけじゃ。」


「また、本の影響ですか。あれほど本の内容を……。」


「そっそれよりもじゃ! なんなんじゃこのギャラリーどもは?!」


わらわ達を取り囲んで数え切れない人の数、警備の物もいるようじゃが、あきらかに一般人までおりよる。ってかそこの子供!!わらわの魔方陣に近づくでないのじゃ!!。


「ここ最近、特にこれといった事がありませんでしたからね、皆さんよっぽど退屈されていたんでしょう。」


(フゥー、とため息なんぞついてイリスも相当この状況にまいっておるようじゃな。 それより、わらわと同じように暇人な輩がこんなにもおったとはのう、今度なにかしてみるのも一興じゃな。)


ちょっと邪悪な笑みがこぼれかけたがすぐにとりもちイリスの話を聞くことにするのじゃ。


「それに、現在我が国で最大の魔力を持つアイシャ様の召喚される使い魔とやらが気になるんでしょうね。」


「なんじゃ、わらわは見世物か!! 全く、使い魔召喚の儀じゃって決して安全とはいいきれないじゃろうに。」


「そのてんは、アイシャ様なら確実に成功させるだろうという民の信頼と警備の兵の力をなにが起こっても守ってもらえると信じているのでしょう。」


(わらわを信頼してくれるのも兵の実力に期待しれもらえるのは嬉しいのじゃが、わらわにだって万が一というのもあるのに。)


少し顔が緩むのを感じつつ儀式のため集中力を高める作業に入るのじゃ。


「これより、わらわは召喚の儀を執り行うのじゃ、皆のしゅう、我が国ルブランクスの歴史の1ページに必ず書かれるであろうこの瞬間をしかとその目に焼き付けるがよいのじゃ!」




後にこの召喚の儀はルブランクス王国の歴史の1ページどころではないほどこの国、この世界に影響をあたえることになるのはまだまだ先のお話……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ