登場人物紹介+α
■登場人物紹介
○ビンゴ(備後千明)
15歳。普段は髪で目を隠しているが、前髪を上げると美少女にしか見えない。
見た目のコンプレックスをこじらせてオタクでぼっち。
男らしくなるためにチョーカーをしている。
○サニ(佐仁川早苗)
16歳。女子にモテる凛々しい少女。
幼馴染のビンゴに男になれない呪いをかけた。
チャームポイントは毒舌。
○トーノ(遠野命彩)
16歳。日本人離れしたモデル体型で美人の女子。
隠れオタクでコミケにサークル参加している。
サニが好きすぎて奇行が目立つ。
○ユキヒ(乖々崎如火)
19歳。ビンゴのバイト先の先輩。常時ジト目。巨乳。
働いている姿を見たことないし、何事にもやる気がなさそう。
実は有名なコスプレヤーらしい。
○マーヤ(鳳真綾)
ビンゴが恋した黒髪乙女。
ガチのオタクでテンションが上がると手に負えない。
○コタロー(鈴木虎太郎)
昭和のスターみたいな男前で190cmを超える巨体。高校生に見られない。
誰とでも分け隔てなく接し、ビンゴを友達だと思っている。
○うつ主
ビンゴをオタクにさせた『レコーズメイガス』の作者
■設定
○コミケ、夏コミ、冬コミ
マンガ・アニメ・ゲームその他周辺ジャンルの同人誌の展示即売会
東京ビッグサイト全館を使って、夏に3日間・冬に3日間開催する
○光田市
神奈川にあるとよくネタにされる東京の街
○『レコーズメイガス』
うつ主が作った創作オリジナルサイト及び作品名
うつ主が描いたイラストやマンガ、設定集が掲載されている。世界観に惚れたファンがサイト内掲示板に自由に二次創作を投稿する。
・魔導書『レコーズ・メイガス』は「本」ではなく、本の形をした「牢獄」である。
・27の魔女を収容している。魔女が魔女たる所以は、それぞれが強力な魔導書を持っているから。なぜ27かというと、新約聖書が27の預言でできているから。27番目の魔導書は黙示録。
・魔女は共通して月の呼び名から取られている。月の公転周期が27日だから。
・魔導書を開いた少女がブックカースの呪いを受け、貸し付け魔法使い《ローングリム》に変身して戦う物語が、ファンの間では正史とされている。
○『おやすみからおはようまでの99』
ぴゅ〜ぴるソフトが発売した全年齢向けPC用ADV
○ぴゅ〜ぴるソフト
明るい学園モノのコンシューマゲームを制作するメーカー。イチャラブもの中心。本社は札幌にあるらしい。ピューピルとは英語で、「生徒」とか「瞳」とか意味する。「pupil」のpが目になってる顔文字っぽい自社キャラ「(pup*)ピューピルちゃん」がSNSで人気。所属イラストレーターはコミケでシャッター前に配置される人気サークルの人。
1作目『ワン・オン・ワン!』
2014年発売
キャッチコピーは「昼と夜、男と女、静と動、中と外」
怪我をしてバスケットボール選手の道をあきらめた主人公が、主人公にあこがれてバスケを始めたヒロインとの出会いを通じて、ふたたびその道を志す物語
低価格ギャルゲで攻略ヒロインも1人だけ
2作目『片想い同盟〜2番めのハッピーエンド〜』
2015年発売
キャッチコピーは「その横顔に恋をした。」
だから面と向かって好きだと言う。
ある恋人はお互いに2番目に好きな相手と付き合う。片想いがいちばん幸せだから、片想い同盟を結んだ。二人とも恋する横顔に恋をしている。切なさに苦しみながら、片想いが成就するまでを描く。
このゲームもヒロインは1人だけ
3作目『2120年、片道10分』
2015年発売
キャッチコピーは「新宿ダンジョンは未来と繋がっていた⁉」
オカルト研究会の部員である主人公は、新宿駅地下(通称新宿ダンジョン)に現れるという幻のホームに迷い込み、2120年から逃げてきたという少女を助ける。秘密を知った少女と一夏の逃走劇。
1作目と2作目と比べると、シナリオライターが変更になって、ガラリと雰囲気が変わった
ヒロインは2人いるが、片方はバッドエンド
4作目『化け猫憑きの六代目!』
2016年発売
キャッチコピーは「ご先祖様、どうやら俺で末代のようです」
主人公の家系は代々猫に祟られて生まれながらに猫の能力が備わっていた。夜目が効く、ジャンプ力ぅ、耳が良いなど。主人公の能力は昼寝。ぐうたらしすぎて童貞の主人公の前に現れたのは化け猫・ミヤビ。人に恨みを持った猫は七代祟らなければ成仏できない。主人公が六代目。かくして七代目を作るため、嫁を探すことになった。
複数のヒロインがいる典型的ギャルゲ。作風が古い。
5作目『おやすみからおはようまでの99』
2016年発売
キャッチコピーは「運命的な出会いには、運命的な別れが待ってる。」
舞台が函館の古い洋館。女子寮の管理人の主人公が、変わった寮生との出会いを通じ、社会復帰していく物語。双子、吸血鬼、満月、路面電車、レトロゲームオマージュなど、オタクが喜ぶ要素満載で、何よりメインヒロインの恋宵がかわいい。キャッチコピーは「運命的な出会いには、運命的な別れが待ってる。」という悲恋っぽい宣伝文句だったが、実際に悲恋エンドにはならず、再会して終わる。よく語られるのはヒロインの「かつて犯した神への冒涜。私という存在は、その報い」というセリフに対する主人公の「どんなに苦しくても、人間であろうとする限り、君は人間なんだ」という下りが熱い。
4作目が和風テイストだったためか、今回は洋風テイスト。




